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親父倶楽部 第7回例会 記録
テーマ…「親父とは・親父倶楽部とは

報告者 山根満唯郎
東  秀一 

◆日 時 ・・・・2000年3月18日(土)17時00分から20時30分まで
テーマ ・・・「親父とは・親父倶楽部とは」
◆参加者・・・10名
◆会 場 ・・・・ヒューマンダイナミックス研究所

第7回親父倶楽部例会
テーマ"親父とは・親父倶楽部とは"
記録係 山根満唯郎・東  秀一
日時:2000年3月18日(土) 17:00〜20:30
場所:ヒューマンダイナミックス研究所

参加者:山崎秀明、西博康、山根満唯郎、カキクケコージ、後藤芳男、前田秀美、
     平尾禎孝夫妻、島田葉子、東秀一(以上10名 順不同 敬称略)

■運営委員の変更
 運営委員長    : 西博康
 副運営委員長  : 山根満唯郎
 広報担当     : カキクケコージ
 会計・記録担当  : 東秀一
 会計担当     : 前田秀美

■山崎主宰者の話
・第6回の父親と書いて「おやじ」と読む名称変更の件は、反対が多いので、
原点に返り『親父倶楽部』のままとする。
・運営委員を変更するが、今後はさらに広くオープンな会としていきたい。
遠方の方はホームページで参加して頂くこともいいと考える。
・研究的なことはあまりせず、体験に基づいた話にしていきたい。


■西運営委員長の所信表明
・会の目的の「すばらしき父親を演じる。父親の復権」について、解釈や本質を間違うと、自己満足に陥るのではないか?。それがまた、家庭の中の父親の存在を遊離させている場合もあるのではないか。『強い親父を取り戻す』ということにはしっくりこない部分がある。カキクケコージ氏の「会の趣旨をもう一度、考え直す必要あり」の意見にを受け、会の趣旨をもう一度考え直してみたい。昨今、親父の存在が見えない中で育った子供達の事件が多発している。親父が必要とされる存在価値とは何なのか。自分自身を見直すことによって、見えてくるものがあるはず。「次の世代に継承していくべきこと」「妻からみて 子供からみて父親とはどんなものか」 ということを考えていきたい。


■父親像とは?
・父性の重要性、価値。マイナスイメージだけで、雷親父を捉えるの
 ではなく て、もっと存在意義を探りたい。」(山崎)
父性の役割とは何か。家庭で必要なものは何か。  『父親=父性』
 家に親父の居る場所、存在があったはず。
 父親が居なくても存在感を示していると家庭は上手くいっている。(山崎)
・親父は居るけどいないと思われているのはなぜ?(カキクケコージ)
・「多発する、事件の裏に何が欠けていたのか?
 父性のないことの影響は?
 家に居なくても存在感のある場合。
 家に居ても存在感のない場合の違いは?ぼらぎのーるのCM.」


■女性(妻)の眼から見てあってほしい父親とは
・自分の体験からは、父親とは『尊敬の対象』
 母親は自分を『思ってくれる人』
 母親では解決出来ないことを父親が解決する
 子供は父、母をみている(人生で一番長くいっしょにいる存在)。(島田)
・父親には、確固たる存在感があった。
 母親では解決できないことを、解決する能力が あった。(平尾夫人)
・放任主義だけれど父親の存在感が強い。(平尾夫人)
・母親は、プロセスの手伝い。お父さんは、最後に締める。
 優柔不断はダメ。親は、子供にとって、学習する最初の対象。
 母親は、雨が降ったら、傘をさす存在。(平尾)
・父は軍隊上がりで厳しかったので、反発して家を出て10年ぐらい
 会わなかった。しかし、中ではずっと尊敬していた。(島田)
父親から、言葉をかけてもらったことはほとんどなかったが、
 家族を守っていること自体は、よくわかっていた。
 
 おじいさんの言うことも父親はよく聴いていた。
 それほど、親父の存在は、大きかったと思う。」(山崎)
・親父は厳しい、こわい存在か。
 1.尊敬の対象or離れていくのか
 2.優柔不断
 3.存在感がない  (西)
・子供を引きつけているものは何か。
 「親父は皆を守っている」 裏を返せば「犠牲」になっている。
 昔は親に対しては絶対であった。
 会社の面接で尊敬する人は親父が当たり前だったが、最近は出てこない。(山崎)
物がない時代は、心が豊か。物が余っている時代は、 
 心が寂しい?
のでは。
 物がありすぎると心が見えなくなる。(カキクケコージ)
・ボラギノールのCMが出そうとしているスチュエーションは寂しい。(西)
・ボラギノールのCM,父親の気持ちが伝わらなくなってきているの
 では?どこで、そういう悪い方向に進み始めたのか?休みでの過ごし方。
 「半農だったので、働いている姿しか見ていなかった。
 父が、夜勤空けのときは、外で遊んでいた。」(山崎)
平日は帰りが遅い。休日はゴロゴロしている。(平尾夫人)
・日曜にゴロゴロしているお父さんは尊敬されない?
 そういうお父さんの存在は、いったい何なのか?


■日曜日にゴロゴロしている父親はどう見えるのか
・サラリーマンだと親父の働いている背中を子供が見てなく、
 休みにゴロゴロしている印象が強い。(東)
世間のネガティブ情報で子供に、親父の「虚像」が入って、
 「実態」が入っていない。
 母親が父親を生活の中で叩いているとさらに輪をかける。
(平尾)
・家では親父の座るところは決まっている。
 男の子が2人いるが、親父がいないとそこには長男が座っている。
 長男と次男では考え方が違っている。(平尾夫人)
・関係のズレが時とともに大きくなってゆき、修復できなくなってしまったので
はないか?子供に発信が出来ていない。(カキクケコージ)



■自分の働いている姿を子供はどうみているか
・建築の仕事なので、作ったものがあるので見えやすい(西)
・四六時中、働いていると思っているのではないか?
 御客さんとの会話は、自宅でもしている。仕事の話は、
 普通の サラリーマンの人よりは、していると思う。
 相談電話がよく入るし、かけている。
 人と話をする仕事だと感じている。(山根)
・あんまり、会話をしない。例えば、風呂わいたで、くらい。
 帰りも遅い。以前は周3回は早く帰っていたがその頃も
 あまり子供と会話はしていない。
 卓球をしていた頃は、おじいさん、おばあさんが、
 父親の役をしていたとおもう子供はどんな仕事をしている
 か知らない。(後藤)
・大学になって家を出て分かったのでは。
 子供が小さい時には感じさせられなかっ た。
 働くことに精一杯で子供に対して思いが行ってなかった。(平尾)
・事務仕事が大半で休日に出たり、持って帰ってやることも多い。
 妻を通してどう子供に入っているのかが大きい。(東)
・父は遊んでいると思われている。仕事場も近いのでよく見にきている。
 妻が子供にはキーキー言っている。
 子供とは「対等」の意識でやっている。(カキクケコージ)
・高2の女の子と小6の男の子がいるが、怒っても聞いていない。
 妻と子供はよく喧嘩しながらも話をしている。
 親父が怒っても妻が子供の味方をする。(前田)
・父親の後を追うという、レールがなくなりつつあるのではないか?
 但し、息子も父親になることに変わりはない。
・離れてから、父子の会話が始まる。(山崎氏)中国に行ってから、
 息子と会話するようになった。(後藤)
・「止めたら逃げる、出したら戻る」(平尾氏)
・外に出してから長男と会話をするようになった。
 それまでは、2年間、会話の全くない期間があった。
 <そのころ、奥さんは、はらはらの毎日だったそうです。>
・「離れてみると、会えない間に、なんらかの会話を自分自身です
 るようになるのではないか?子供自身が、父親についての会話
 をするようになる」(山崎)
・独立するようにしむける方針を貫いて、小学校の頃より、
 別々で寝かせていた。父親としての影響力を与えるといった
 考えさえしてませんでしたね。(平尾氏)
・平日も遅く、家で仕事をすることも多い。 
 少しは、何か仕事をしていると理解はしていると思う。 
 但し、具体的には、伝えていない。
 母親が、どう話しているのかによるのでは?
 子供より仕事が大事といった印象を持たれているとしたら困るなー。(東)

■子供はどう成長・発達していくの
食事の時、「お母さんが美味しい料理を作ってくれてありがとう」と言うと、
 子供もしっかりと感謝する気持ちになる。
(西)
・人間の発達の中で「性格」「気質」は変えられないが、「行動」は変えられる。
 「価値観」は出来ると変わらない。
 「行動」の中に「態度」があり「態度」の中に「価値観」がある。
 脳の発達過程では 「性格」・・・3歳までに決まる
             「気質」・・・1歳までに決まる 持って生まれたものが 大半
             「価値観」・・・11〜12歳までに決まる
 「価値観」はどんな友達と付き合っているかで推察することが出来る。
(平尾)
・自分で目指すものがあるかどうか。好きなものを見つけられるか。
 今は「態度」が形成出来ない子供が多い。
 TPOを教えてあげる。しんぼうを教えてあげることが必要。(山崎)
・人間が動く時は、@誉められた時 A好きな時 Bホジションを失う時 である。
(平尾)
・子供の取り合いを親がしないことが大切。(山崎)

■今後の進め方
・「子供の成長過程」を「成長期の社会環境」と「親父の成長過程」を軸に
 時系列的に考えて行きたい。
 親として次の世代にどんなことを伝えていけるのか
 時代として変化していくもの
 自分として変化していくもの  (西)
・会社での転勤、会社のリストラは子供に大きく影響する。
・「親父の成長過程」を何で計るのかは難しい。
・『親父のライフプラン』というようなものが出来れば良い。

・女性にどんな人と結婚したいかを聞くと、昔は3高だったが、
 今は問題解決能力(頼り甲斐)のある人と答える人は多い
・男と女の役割を固定するのではなく、夫婦で得意な方をやれば良い。
・女性は家庭に入ると逃げられない。子供が出すSOSを理解してあげないといけな
い。
・親父の復権は目的ではなく結果としてなれば良い。
・現在起こっている社会現象が考える出発点。
・子供が学ぶべき規範は何か。昔は父が居なくても周りを見て育った。
・男の意地として子供に対して耐える時がある。
・金、物、義理、人情で子供によいしょしないこと。

 
           あなたは、親父やってますか?
         私たちを育ててくれた昔の親父のあり方、
         これからの新しい親父のあり方について
          あなたの親父論を聞かせて下さい。
         親父って、家族で大切な存在なんですよ。
         親父を特別に熱心に徹底的にやりましょう!




■第7回親父倶楽部を終えて
                運営委員長 西博康

「親父倶楽部」の世話役を仰せつかりました西です。昨日、ご参加の皆さん。有難うございました。

違う世代のものが、一つのテーマにを熱っぽく論ずる事は、素晴らしいですね。そしてまた、女性が参加してくれたことは、親父の在り方を考える上で、大変意義の有ることと感じます。

初参加の島田お母さんの一言、
  
父親尊敬(親父は正しい)問題解決力

は、強烈なインパクトを持って、従前の親父倶楽部のメンバーに警鐘を与えました。親父の復権と申しますが、それは親父が威張る事では無く、女房や子供たちに評価されて、結果として「威張らせてもらっている」ものだったの
かもしれません。そのためには、評価されるに足る「親父」が実在しなければなりません
そんな親父像をもう一度皆さんと考えましょう。

父親尊敬(親父は正しい)問題解決力
  ⇔  「優柔不断去る(蔑む)家族CM(ボラキノール)


とは、対極を為しますね。(問題発見能力さえ無い親父の行く末は・・・)
昨日の内容については記録をまとめてます、山根さんと東さんから報告があるかと思いますが、

昨日の討論の概要は、
 ・親父の在るべき姿って何だったの?
 ・今日的親父は、どうしてボラギノールなの?
 ・今の子供は、自分の子供は「親父」の働く姿を知っている(感じている)か?
    or知らしめているか。
 ・親父を尊敬の対象と感じ出すのは何時なのか?
    1.ずっと尊敬していた。
    2.成人近くになって親の価値が判り尊敬した。
    3.一生尊敬される事など無かった)
    4.子供は、必ず親父のところへ帰って来る(だから、親父は・・・)
 ・妻は、反射鏡。親父の価値を子供に映し照らすもの
   (だから母親は、・・・、親父は、・・・)
 ・長男と次男は違う
 ・脳の発達(4才60%、8歳80%、10才95%→10才までに人格形成が終わる)
    気質(1才)、性格(3才)、価値観(11才)、行動(12才から)
 など、など・・・

子供が成長していくプロセスで、
  1.子供が外界の環境から色々な影響を受けていく
  2.親自身も成長すると共に、親自身も自分の社会的影響を受けていく(昇進・リストラ・倒産・・・)

子供たちは、社会と家族の中の色々な影響を感じ育っていく。その、ステップごとに、適切な「親父判断・親父アドバイス」が、必要。この会に、世代を超えた多くの親父参加して、その上でお母さんの感性・価値観でチェックをしていくとまだ体験していない、今後遭遇する「親父試練の解決策」が見えてくるかも知れませんね。
「子供軸」「環境軸」「親父軸」+「時代軸」を加えて、親父と子供の四次元座標と私は勝手に命名しているのですが、この親父倶楽部で皆さんと語り合った事が、自分自身の今後の親父としての在り方を見直すのみならず、これからお父さんになる若い方や、動いていく時代・価値観が変わって聞く時代を超えて、自分達の子供たちが素晴らしい「親父」なれるような伝承をして行く事が素晴らしいと考えます。また、大いに語り合いましょう!





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