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親父倶楽部 第11回例会 記録
テーマ・・・「子供と読書・親子夏休みの読書計画」
報告者 東 秀一
◆日 時 ・・・・2000年7月15日(土) 17:25〜19:40
◆テーマ ・・・「子供と読書・親子夏休みの読書計画」
◆参加者:山崎秀明、西博康、カキクケコージ、後藤芳男、前田秀美、
平尾禎孝、平尾真由美、東秀一 (以上8名 順不同 敬称略)
◆会 場 ・・・・ヒューマンダイナミックス研究所
■「子供と読書・親子夏休みの読書計画」
■「読書指導のため10の提言」(西委員長)
平成7年8月 文部省
『児童生徒の読書に関する調査研究協力会議
(主査 森隆夫 お茶の水女子大学教授』の報告
・子供の読書とその豊かな成長のために10の提言
子供が読書を楽しむために
1.子供が感動する本を準備しよう。
2.読書の楽しさとの出会いをつくろう。
3.読書を楽しむ子供の心に共感しよう。
4.子供の読書活動を広げ、読書体験を深める工夫をしよう。
新しく魅力的な学校図書館をつくるために
5.学校図書館は子供のオアシス、学校の読書センターにしよう。
6.学校図書館を学校の学習情報センターにしよう。
7.学校図書館の機能を充実する校内の協力体制をつくろう。
8.地域に開かれた学校図書館にしよう。
学校と家庭・地域との連携のために
9.子供の読書の基盤を家庭と地域につくろう。
10.子供が読書する時間のゆとりをみんなでつくろう。
(解説は西委員長のまとめ参照)
■第46回青少年読書感想文全国コンクール(毎日新聞より 東)
・応募資格・区分
小学校低、中、高、中学校、高等学校、勤労青少年の6部
・対象図書
第1類(自由読書)フィクション:童話、小説、民話、神話、伝説、戯曲、詩歌など
第2類(自由読書)ノンフィクション:哲学、歴史、社会科学、伝記、随筆、紀行など
第3類(課題読書)主催者指定の図書
○小学校低学年の部
・『ライギョのきゅうしょく』(阿部夏丸・作、村上康成・絵、講談社
1100円)
・『ふしぎなともだち』(サイモン・ジェームズ・さく、小川仁央やく、評論社1400円)
・『かずあそび ウラパン・オコサ』(谷川晃一・作、童心社
1300円)
○小学校中学年の部
・『富士山大ばくはつ』(かこさとし・作、小峰書店
1300円)
・『ざしきわらし一郎太の修学旅行』(柏葉幸子・作、岡本順・絵、あかね書房1100円)
・『黒ねこのおきゃくさま』(ルース・エインズワース・作、荒このみ・訳、山内ふじ江・絵、福音館書店1200円)
○小学校高学年の部
・『ぼくは農家のファーブルだ トマトを守る小さな虫たち』(谷本雄治・著、岩崎書店1300円)
・『カモメがおそう島 巨大石像物語』(ロベルト・ピウミ‐ニ・作、高畠恵美子・訳、末崎茂樹・絵、文研出版
1300円)
・『教室 6年1組がこわれた日』(斉藤栄美・作、武田美穂・絵、ポプラ社1000円)
○中学校の部
・『きいちゃん』(山元加津子・著、多田順・絵、アリス館
1000円)
・『スウィート・メモリーズ』(ナタリー・キンシー=ワーノック・作、金原瑞人・訳、ささめやゆき・絵、金の星社
1200円)
・『森よ生き返れ』(宮脇昭・著、大日本図書
1350円)
○高等学校の部
・『ロビンソン・クルーソーを探して』(高橋大輔・著、新潮社
1500円)
・『弁護士 渥美雅子』(板倉久子・著、理論社
1500円)
・『片目のオオカミ』(ダニエル・ペナック・作、末松氷海子・訳、白水社
1500円)
■読書計画等
○東
最近、子供が読んでいる本
・ディズニーアニメ小説版『バグズ・ライフ』(J.コーマン/R.フォンテス作橘高弓枝訳偕成社)
5年生の長女が学校から借りてきた。友達の間ではやっているらしい。
トマトとかキュウリが擬人化されている。
昔も「進めレオ」「みなしごハッチ」とか小学生の頃は擬人化された作品を良く見ていた。
・『とっとこハム太郎』(河井リツ子)
3年生の次女が読んでいるマンガ本。7月7日よりテレビ大阪でも放映している。
妻が最近読んだ本
・『だから、あなたも生きぬいて』(大平光代 講談社)
今日箕面市で大平さんの講演会があって聞きに行っている。
○西
6年生の長男に夏休みにどんな本を読むのか聞いてみた。
お母さんと相談して読む本が既に決まっていた。
・『五体不満足』子供版(乙武洋匡 講談社)
マスコミの影響か。こんな本に興味を持っていることに驚いた。
・学校の図書館、町の図書館、友人、本屋と現在は本を読む環境は整っている。
本は借りるか、買うかのどちらでも手に入る。(山崎)
○カキクケコージ
子供が読んでいるのは『コロコロ』等のマンガ本が多い。
4年生の次男にキャグ本を買って上げた。
面白い部分を抜書きして学校で使っているらしい。
・『パソ吉だじゃれんぱつ』(早野美智子 学研)
○前田
・高校3年の息子は『GTO』等のマンガ本を読んでいる。
○自分が子供の頃読んでいた本
・『ぞうの花子』(カキクケコージ)
・『三国志』(?)
・手塚治虫作品集■『ジャングル大帝』(文民社)(西)
・『ブッダ』(?) ライオンキングはぱくり?
・『のらくろ』(山崎)
・『サザエさん』『フクちゃん』新聞の4コママンガ(山崎)
・週間マンガをいつも買えなかったので、友達同時で順番に買って廻し読みしていた。
昔はマンガの古本屋、貸本屋があったが最近は無いように思う。(平尾♂)
・『月光仮面』『赤胴鈴之助』(後藤)
・マンガはコミュニケーションツールになる。(西)
・マンガを持っていると子供の頃はヒーロだった。(平尾♂)
・インターネットによると子供の本離れは、小学校10%、中学校40%、高校60%との資料があった。(山崎)
○皆さんに紹介したい本
山崎さん推薦
・『育てたように子は育つ』(相田みつお 小学館)
・『君たちは偉大だ』(百瀬昭次 偕成社)
平尾♂さん推薦
・『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』(キングスレイ・ウォード 城山三郎訳
新潮社)
・『素直な戦士たち』(城山三郎 新潮文庫)
・『わが息子よ、君はどう生きるか』(チェスターフィールド 竹内均訳 三笠書房)
最近、内容を少し直し、改題して出版されている(下記の本)
・『一人の父親は百人の教師に勝る』(チェスターフィールド 竹内均訳 三笠書房)
■その他
・西さんの長男の担任は、子供に「あゆみ」と題して先生への通信簿を班ごとで作らせて、学級通信で紹介している。
評価項目も班毎で違って自分達で考えて、よい、ふつう、もう少しで評価している。年配の女性の先生とのこと。
・ カキクケコージさんが昨年親父倶楽部のキャラクターをTシャツにプリントしたものを着て来られたので、皆で作ろうということになりました。
■第11回親父倶楽部を終えて
運営委員長 西 博康
今月のテーマは「子供と読書・親子夏休みの読書計画」でした。
私自身、子供の頃は、大の読書嫌い。夏休みの宿題に読書感想文など、言われた日には、この世の憂鬱でした。この度、メンバーの皆さんと意見交換して見ますと、案外皆さん、夏休みの読書感想文は、嫌いだったようで、その理由は、「課題図書は面白くなかった。」
私自身、今思えば、そんな思いが、自分自身の読書嫌いを増長させていったような気がします。
お茶の水女子大学の森教授は、平成7年8月に文部省の「児童生徒の読書に関する調査研究協力者会議(主査 )」の中で、「子供の読書とその豊かな成長のために」10の提言を行った。
(前掲)
この中で、一番最初に書かれている事は、「子供が感動する本を準備しよう」で続いて「読書の楽しさとの出会いをつくろう」です。やはり、この事が一番難しいのではないでしょうか。親父倶楽部が終わって、家に戻って、家内とそんな話をしました。
家内曰く、
1.与えようとしたって、だめ。本人が何かひき付ける物が無いと。
2.引き付けられる物は、奇麗な挿絵とか、面白そうなキャラクターとか、やはり最初は、そんなものが必要。
3.長い作品は、だめ。とにかく、最初は短いもの。飽きずに読み切れるようになったら、少しづづ長い物を勧める。短い読みきりのシリーズは、面白ければ、続けて読み、気付い ていれば、沢山読んでいて自信がつく。
4.本のテーマが家族との間でも共通の話が出来れば良い。などと、言っておりました。
私事で、恐縮ですが、6年になる息子に、「今、何か読もうとしている本はあるのか」と訪ねると、「五体不満足を読みたいと思っている」と返事が返ってきた。彼は、本が苦手では無いようである。
家内にこれまで彼が興味を持った本は何だったのかと尋ねると、
幼稚園時代 フォア文庫「よわむしおばけ」(わたなべめぐみ)
小学1年 フォア文庫「ぼくは王さま(シリーズ)」寺村輝夫
小学4〜5年 講談社「十五少年漂流記」ジュールベルヌ
小学6年 宮沢賢二「注文の多い料理店」
だそうだ。
本を読む習慣を付けるのは難しいと思う。ある調査では、本離れは年と共に進み、高校生になると、60%の学生達が本など読む習慣が無くなってきているとか。
昨日の親父倶楽部で紹介された本や、これまでの例会で話題になった本を、今日、近所の本屋に行って、ごそっと、買いこんできました。大人も子供も、本を読む楽しさ・素晴らしさをもっと分かち合えるようになりたいものですね。
子供達が、本を好きになるきっかけやエピソードなどありましたら親父倶楽部の「掲示板」に、お寄せください。
来月は「親子のレクレーション」です。元全日本の後藤さんをお招きして、「親子卓球教室」を開催する予定です。後ほどご案内申し上げますので、ご期待ください!!