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親父倶楽部 第31回例会 記録
テーマ・・・「学校が変わる−完全五日制に学ぶ−」
報告者 西 博康
◆日 時:2002年5月14日(火) 19:00〜21:00
◆テーマ:「学校が変わる−完全五日制に学ぶ−」
◆担当者 西 博康
◆参加者:前田秀美、長谷憲治、河部誠、東秀一、後藤芳男、平尾禎孝
河野正博(コミュニティー企画 編集部記者)、山崎秀明、若山雅昭、西博康
メール参加:赤松泰樹、山根満唯郎、黒木 侯次、豊田 雅彦、横道洋子
(以上15名 順不同 敬称略)
◆会 場 ・・・・大阪市立東淀川勤労者センター
■ 「学校が変わる−完全五日制に学ぶ−」(西 博康)
| ■テーマの設定理由 今回は、4月から始まりました、新しい教育指導要領と完全五日制をテーマとしました。
「教育が変わる・・・」今、何が問題とされ、我々は何を考えて行動をしていかなければならないのかを皆さんと考えていきたいと思います。 学童のお子様をお持ちの各親父衆には、現状の有り様と今、お考えのことなど、是非ともご意見を賜りたいものです。 また、日本の教育・文化論の観点から、また、各企業において管理的役割におられる皆様においても、日本のあらゆる側面に波及する価値観や文化・経済の諸観点より色々とご見解を賜れれば幸いです。 内容の盛り上がりによっては、現役の先生方と交流を作り、継続的に掘り下げてもおもしろいかなと感じております。 |
![]() 学校完全五日制について説明する西さん |
■1. 完全五日制を迎え社会の反響は
学校完全五日制を迎え、最近の新聞各紙を追ってみた。各紙の論調には批判的なものが多い。
資料1 平成14年春の新聞記事より
◇社説1 学力不安の中で迎えた完全週5日制(日経新聞)
◇石原知事、私学への5日制指導を"無視"の構え(日経新聞)
◇私立校の45%、5日制実施せず・文科省調査(日経新聞)
◇尾身科技相「週5日制、基礎学力ないがしろ」(日経新聞)
◇文科相「石原知事の姿勢分かった」・5日制通知批判で(日経新聞)
◇文科省の対応にブレある・中教審総会で委員が苦言(日経新聞)
◇「学力低下」でゆとり教育ままならず 夏休み短縮も(朝日新聞)
◇このままでは…公立校は消える!? 石原知事インタビュー(朝日新聞)
◇特集「どうなる学力」読売新聞
◇特集<ゆとりを追う>(朝日新聞)
■2. 何が一体どう変るのか?
資料2 完全学校週5日制の実施について(通知)
資料3 新しい学習指導要領
資料4 新しい学習指導要領のねらいの実現に向けて
資料4-2 新しい学習指導要領Q&A
資料2 完全学校週5日制の実施について(通知)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/14/03/020313.htm
|
13文科初第1000号 各都道府県教育委員会 殿 文部科学事務次官 完全学校週5日制の実施について(通知) 平成11年3月29日付け文初高第457号で通知したとおり、平成14年4月1日から小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園において、全ての土曜日を休業日とする完全学校週5日制が実施されます。ついては、下記の事項に留意し、完全学校週5日制が円滑に実施されるようお願いします。 記
|
■3. 日経新聞 特集 再び教育を問う より
資料5 日経新聞 特集より
◇ ゆとり敗色・基礎軽んじ世界に後れ(3/1)
◇「葦の髄」から・時代の頭脳流出に無策(3/2)
◇ 子どもは王様か・しつけない社会、限界に(2/5)
◇ 配給型行政・過剰介入が創意奪う(3/24)
◇ 落日のテクノロジー・理数むしばむ無関心(4/19)
◇ 競争をバネに・意欲鍛える学びの場を(6/23)
◇ 学校リセット・内情公開、向上の一歩(6/24)

■4.学校が変わる−完全五日制に学ぶ−
◇4−1 メンバーの皆さんの日常の関心度(これまでのメールやBBSより)
Mさん:2002/03/26
今日は、西宮の仁川で小学校の先生や父兄の親父達と交流を深めている、K親父さんと意見交流。小学校の先生も親父の考えを知りたがっている中で、交流が深まっているとか。単純な創作活動から、親子の有り様と子供達の好奇心の発掘を行っている様子。何時の日か、「親父倶楽部」で情報交換を出来る日が来ると良いなと思いました。
Kさん:2002/03/26
学校の先生を巻き込んでの親父たちの交流はいいですねえ。PTAとは、本来そういう形で始められたもののようですが子どもは、地域で守り育てられていった方が、将顔の見えるまちづくりに繋がっていきますからねえ。
あの子もこの子も、こんな小さな時から知ってるんだという安心できるまちづくりのためにも、こういう形は理想です。
ほんと言うと、先生も同じ校区の住人であって欲しいです。
Mさん:2002/03/28
Kさんが言われる、
>子どもは、地域で守り育てられていった方が、将顔の見えるまちづくりに繋がっていきますからねえ。
>あの子もこの子も、こんな小さな時から知ってるんだという安心できるまちづくりのためにも、こういう形は理想です。
とは、本当にそうですよね。
近所は、いつも、知らんふり・・・の社会の功徳かも知れませんね。
人を育てていくと言うことは、でも本当は、とても楽しい事なんでしょうね。
今日も一日、感謝の気持ちを持って過ごしましょう!
Aさん:2002/3/29
先日、日経の「こどもと育つ」のシリーズで私の好きな、NHKのアナウンサーの村上信夫さんが書いている文章で、イイナ、と思えるものがありましたのでお送りします。既に、お読みの人は御勘弁ください。
「子供にとって父親は『最高のおもちゃ』だと思う。私が子供だったときも、たまの休日に父親とキャッチボールをしたり、相撲を取ったりするのが一番の楽しみだった。今はテレビゲームなどいろいろなおもちゃはあるが、やっぱり父親と遊ぶこと以上のおもしろさはないのではないか。たまに自宅に戻ったときでも、さすがに一番上の長女(18)はくっついてこないが、長男(16)と二女(13)は気づくと私の後ろに張り付いている。構ってもらいたい気持ちが今もあるようだ。
子どもを3人育ててきて、親は子供を育てるだけでなく、その過程で子から教わることが多いと感じる。 私はそれを『子育てられる』と呼んでいる。 例えば、兄弟げんかがあったときも、三人のうち誰かが仲裁に入る。 その仲裁の入り方がとてもうまい。 こんなことは子どもがいなければ体験できなかっただろう。 子育てを負担に思う人もいるが私にとっては新しい発見の日々でとても楽しい経験だ。」
以前に親父の先輩、Kさんからお聴きしたような話です。
皆さんにとっての「子育てられる」お話、お聞かせください。
私は、息子に構ってもらえるうちが「花」という気持ちで、おもちゃになってます。
先日は、土曜日の休みに小学校で、スポーツ活動をする企画の指導員というか、父兄のボランティアになる候補者の会議に出てきました。 運動場と体育館を開放するそうです。軟式テニスの希望者が多いそうで、協力できる種目に「テニス」とかいてしまったために責任者の一人になりそうです。月に2回くらいは、自分の子どもだけではなくて、いろんな子ども達のおもちゃになるのも楽しそうで、また、自分の運動不足解消にもなりそうです。息子は、早くも宣伝してまして、新3年生はテニスが増えそう
です。 困ったものです。
いったい、これから小学校はどうなるのでしょうか?
Fさん:2002/3/30
子どもに、子どもを育てる喜びをあじわさせてもらってると言うのが、今の実感でしょうか・・・。
お父さんは、何をしているのか、何時も気になる様子。
色々な物事を感じ取って、本人なりに解釈して自分のものを掴んでいく・・・。
親も、子供にかまってもらえるうちが花かもしれません。
中学1年の内の子は、早くお父さんとお酒が飲みたいと言ってくれます。
たとえ、息子が40になろうと、50になろうと、一杯飲める事を楽しみとしたいものです。
Aさん:2002/3/30
うちの息子も御酒を注いでくれながら一緒に飲める日を楽しみにしているようです。 私も23歳頃からは帰省すると必ず、親父と酒を飲んでいろんな話をするようになりました。 父親曰く、こうして一緒に酒が飲めるのを私が小さい頃から楽しみにしていたそうです。 「長生きしてくれて、ありがたい、」と最近でもつくづく、思います。
Bさん:2002/4/1
ウンウンと頷けるお話でしたね。ありがとうございます。
★私も3人の息子の父親ですが、長男(新6年生)は、小さいときはずーっと家にいるときはベタベタでしたが、今はハグ(抱擁)しようにも逃げてしまいます。何か言うと反発してきます。そんな時期なのか、父親として信頼されていないのか、悩むところです。
それに比べ、次男(新3年生)と三男(新1年生)は、今もベッタリです。お風呂も、寝るときもお父さんと一緒が良いようです。と言っても週にそう何回もいっしょにいることが出来ませんので、早く帰れるときは、スキンシップしています。
>皆さんにとっての「子育てられる」お話、お聞かせください。
>私は、息子に構ってもらえるうちが「花」という気持ちで、
>おもちゃになってます。
★その通りですね。私自身は父を4歳の時に亡くしていますので、父親に遊んでもらったと言う記憶が全くありません。ですから、今は息子たちに遊んでもらっていると言う感じですね。
>いったい、これから小学校はどうなるのでしょうか?
★4月から、土日が休みなり、どのように子供たちと接していけばいいか、
考えさせられますね。
親爺たちで、何か月1回でもできることがあればいいのですが・・・・・
Cさん:2002/4/2
2月なかばに、椎間板ヘルニアをなってから、いろいろなことを感じているところです。ちょうど、長男が、風邪とみずぼうそうで、3週間も学校にいけなくて、いっしょに、自宅に、いました。
子供に、車椅子を押してもらい、肩を貸してもらい...一日中、飯を食うことを考え、夜は、痛みで、朝が待ち遠しく、日常とは、何もしなくても過ぎていくものだと考えたり。
今まで、走り回っていた自分は、どのように見えていたんでしょうね。子供のスピードに、できるだけあわせて、話をするようにしています。
親子は、わがままを言える大切な仲間でした。早く良くなって、子供と野球やサッカーをしたいです。
> いったい、これから小学校はどうなるのでしょうか?
ルールは、必要だと思いますが、親も子供もできるだけ、はみ出しても許される先生との関係を作りたいですね。できれば、どうなるというより、小学校の場をどうしたいか、考えてみたいです。 先生も同じ社会の一員ですから。
腰を痛める前の授業参観には、父親は、私1人でした。学校は、母親と先生の場に、なっていました。本当に、心配なら、もっと父親が関わっていかないと、変わらないと思います。先生も大勢の子供の前で、いっしょうけんめいで、どんなふうに、授業を進めていいのか、考えながら、という感じでした。
Aさん:2002/4/4
お返事メール、ありがとうございます。(^。^)
<できれば、どうなるというより、小学校の場をどうしたいか、
<考えてみたいです。 先生も同じ社会の一員ですから。
他人事のような書き方ですいませんでした。(~_~;)
今回のスポーツ活動は、うちの小学校では初めての試みだそうで、初めての会合で心配になってしまい、「どうなるのかな?」
と単純に思ってしまいました。もっと、主体的に考えるべきですね。ただ、完全週休二日制の目的が未だに、はっきりしません。
(ーー;) 先生方も試行錯誤だそうです。
<腰を痛める前の授業参観には、父親は、私1人でした。学校は、母親と先生の場に、なっていました。
<本当に、心配なら、もっと父親が関わっていかないと、変わらないと思います。
本当に、一時は、母親と先生の場になっていた時期もあったそうです。
しかし、ここ2年くらいは、父親の参加が目立ってます。今回のスポーツ活動もお父さんの参加が半数くらいになりそうです。 少年サッカーや少年野球よりもおもしろい、と言ってもらえるように頑張りたいですね。
◇4−2 親父討論 完全五日制と新しい学習指導要領を考える
| Dさん: 以前から思っていたのですが、今から30年後の日本はどんな日本 なって いるのか不安と心配があります。本日のお話を聞かせて頂き、こんな教育 方針なら今まで以上に不安と心配が増しました。 1.文部科学省の考えには具体的な方法が示されていないのには、がっく りしました。 例えば 『休業日に保護者が家庭にいない児童等に対しても適切に配慮すること。』 これは非常に難しい問題だと考えられるのに、何一つ具対策が示されてい ない。いいかげんなことで責任逃れを感じる。 2.学力低カは余り考えられないと思います。 それよりも学力差は今まで以上に付くのではないか考えられる。 やる気ある子供はどんどん塾に行き。また塾もどんどん儲ける始末で は。 3.文部科学省は『ゆとり』等きれいごとを言って、現実とはギヤップ大と感 じる。 Eさん: 文部科学省の通知を見ると素朴に次の疑問感じる。こんな疑問について学校の先生の率直な意見を聞いてみたい。 Q1−(「ゆとり」とは)完全5日制の実施に伴い、小学生で34時限→30時限(88%)、高校生で80単位→74単位(92%)の時間的な短縮を行い、時間的には約1割、内容を3割カットしたカリキュラムの実施となっているとの事ですが、そもそも「ゆとり」とは、どういう意味でしょうか?学ぶべき事を減らすという事が、「詰め込み教育」に対する「ゆとり」という意味なのでしょうか? Q2−(「生きる力」とは)「『生きる力』をはぐくむ」とは、どういう事を学ばせ指導する事なのでしょうか。どのように教育課程の中にどのように位置付けをしているのかをお聞かせ下さい。 Q3−(「学校外における体験活動」)「完全学校週5日制の実施により学校外における体験活動の機会が充実することを踏まえ、」とありますが、学校外の体験活動の機会とはどのようなもので、誰が運営・指導していくものを想定しているのですか? Q4−(学校における体験活動の効果的な実施)同上、「これら活動との連携により、学校における体験活動の効果的な実施が図られるよう努める」とありますが、貴校では、具体的にどのような取り組みや活動を行っていますか? Q5−(地域に開かれた学校づくり−意思疎通)「ゆとり」のなかで「生きる力」をはぐくむ教育活動を家庭や地域社会に説明し理解を得て意思疎通を図るために具体的にどのような事を行っていますか? Q6−(地域に開かれた学校づくり−具体的活動)ボランティアの要請や学校施設の開放等具体的な活動の学年別年度予定をお聞かせ下さい。 Q7−(地域に開かれた学校づくり−保護者がいない家庭等)休業日に保護者がいない家庭や障害がある子供への対応をお聞かせください。 |
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Q8−(学級経営及び生徒指導)「課題意識をもって自分の生活を組み立てることができるよう指導したり、児童等一人一人のやる気を育てる活動の場を設けたりするなど、児童等が自主的、主体的に学習や生活を行うことができるよう、学校や児童等の実態に配慮して一層の充実に努めること。」とありますが、具体的にどのようにする事なのでしょうか。そのことは完全五日制にならなければ出来ない事なのでしょうか?
Q9−(教員の勤務時間)夏休み・冬休みが有りかつ完全5日制となりますと一体先生は休みが何日あるのかとの声をよく耳にしますが、授業が無い日の先生方の在り様はどのようなものなのか、お聞かせ下さい。現実の問題として、授業が無い日に児童の指導の記録を整理さえすれば、お咎めが無いと考えられますか?
Q10−(教職員の研修等)今後予定している教職員の研修等はどのようなものがありますか。質量的に十分な内容として計画されていますか?
Q11−(家庭教育の向上)「家庭教育に関する学習機会や情報の提供の充実、地域で子育てを支援する体制の整備など、家庭教育の向上のための諸施策の充実に努めること。」とありますが、「家庭教育の向上のための諸施策」として、具体的にどのような事を行っていますか?
Q12−(塾への歯止め)「完全学校週5日制の実施が過度の学習塾通いにつながらないよう、保護者や学習塾関係者に対して理解と自粛を求めること。」とありますが、学校に魅力があり、学力の向上が望めるものであれば、高い月謝を出して塾通いを行わないのではないかと感じますが、塾通いへの歯止めをどのようにかけていますか?
Q13−(新しい学習指導要領)完全5日制並びに新しい学習指導要領について、お感じになっていることをお聞かせください。
Q14−(父兄並びに社会へ)最後に、父兄並びに地域社会に対し、完全5日制並びに新しい学習指導要領について、共に考えるべき事についてお聞かせ下さい。
Hさん:
親と子供の土曜日の出勤(登校)が逆転している。現在の社会状況を考えるとし方がないかも。
まだ、4月が過ぎただけなので状況はよくわからない。
学校からプリントを貰ってきているがどう変わっていくのかはまだ誰も実感がないのでは。
「ゆとり」というのは、民間企業ではバブル期に言われていたことであり、学校では、その時すぐに出来なかったので、役所などの土曜閉庁を経て最後にやったと考えられる。
土曜日を休みにすることと、「ゆとり教育」は基本的には違うことではないか。
変に結びついているのではないかと思う。
Jさん:
いろいろな話があるとは思うが、今回の件は、学校の先生が休みを多く取るようになるという結果になることに他ならないと感じる。
Gさん:
改めて子供の将来について真剣に考えねばならないと感じました。
「学校週5日制」と言う名の元に、キーワードは次の3つと思います。
@「ゆとり」とは?
A「生きる力」とは?
B「学力」とは?
@そもそも子供に「ゆとり」があるとかないとかは、大人が心配する必要はないと思います。 「ゆとり」がないと感じているのは、大人たちです。
親や教師にゆとりがないと生活や勉強が窮屈になり、子供は敏感に感じるのです。 ですから我が家では、できるだけゆとりがある雰囲気を創っています。 (本当はゆとりはないのですが、いらぬ心配をさせないために)教師の皆さんは、どうなのでしょうか? 聞くところによると、職員会議がやたらに多いとか雑務に追われて自習の時間が多いとか。とても教育の現場は、ゆとりがないようです。
A「生きる力」=「学力」でないことは確かです。
将来自分で生きていくためには、最低限の学力は必要ですが今の学力評価は、どれだけたくさんのことを短時間で覚えて試験でいい点を取り偏差値をあげることだと思います。まだまだ有名高校、有名大学、一流会社という流れは変わっていないようです。でもこの図式に沿って生きてきた人が皆成功したり、立派に生きているかと言えばそうでもないことがようやくわかってきたのではないでしょうか?教科書や先生や親がいなくても自分で考えて何らかの判断が下せる能力がないとうまく生きてゆくことが難しい世の中になってくると思います。親父としては、あらゆる場面で子供に考えさせるあるいは自分も考え父親の意見を述べるというように共に「共育」していくことで「生きる力」を蓄えていきたいと思います。
本当に頑張って生きていくためには、夢や希望は大切です。大リーグのイチローや巨人の松井にあこがれる長男に対し、どうすればあの様なビッグプレーヤーになれるかあーでもない、こーでもないと言い合ってます。これは「共育?」でしょうか?!
B文部科学省の考える「学力」は、「覚える力=記憶力」ではないでしょうか?
他の国と比べて平均点が低かった。だから、学力が落ちた。それでは、少し授業の時間を少なくして覚える量を少なくすればもう少し点数が上がるだろう。
ではなくて、算数が好きな子はどんどん勉強して物理や化学の方面で活躍したいとか、国語の好きな子は小説家、絵の好きな子は画家、音楽の好きな子は歌手、スポーツが好きな子はプロ野球やプロサッカー選手というように本来人間がもっている。こうなりたいという夢や希望を実現させるエネルギーみたいなものを学校や教師が与えられればその子にとっての最低限必要な「学力」を身につけていくことが可能だと思います。
以上を総括すると、これまでのように「教育」は学校に任せておけばよい的な考えではだめであることがはっきりしました。何事にも「自己責任」の時代です。
石原さんの言うように教育の最高責任者は親ですから、特に父親の影響が大きいと自覚しせめて自分の子供については「生きる力」を身に付けさせる使命感を持ちました。
Kさん:
官僚は文部行政の失敗を認めるべきだ。戦後教育で、語学力や基礎学力が国際比較 で落ちてきているという事実は、個人や家庭の問題ではなく、行政の失敗と言わざる
を得ない。国民は、行政に責任をとらせるということではなく、責任は問わない代わ
りに、行政の間違いを素直に認めて反省をしてもらうことが必要ではないか。責任を
言うから逃れようとする。
ゆとり教育はいろいろ物議を醸したが、文部科学省は、「ゆとり教育」から実質的 に政策転換をしてきている事実は見逃してはならない。元々、子供たちにゆとりはなかったのか。昔は親の手伝いなんかで忙しく、合間を
ぬって勉強したものだが、今は全部フリータイムで、むしろ時間を持て余している。 又、金もあるので、街には若い子がたくさん出ている。ゆとりがないとはとても思え
ない。私は子供にゆとりは必要ないと思う。つらい勉強は訓練である。
家庭は、今まで学校に多くを頼りすぎてきた。学校は全員に平等に教えるところな
のだから、もっと勉強したければ自分がやれば良い事。行政が総合学習云々というの
も私に言わせれば余計な事。もっと地域や家庭が子供たちに経験の場を多く創ってあ
げることが必要。そこまで学校に求めてはいけない。
今の子供の情緒的な問題は「家庭の崩壊」に起因するものが多いように思う。家庭 の大事さと、家庭で子供は何を栄養に育って行くのか、親はよくよく考えなければな
らない。大人の責任はきわめて大きい。子供の事に口出しは絶対にいけないが、子供
たちが人格形成に役立つような場の提供と、大人が作っている悪い環境の排除が必
要。買春、政治家、官僚汚職、企業倫理の欠如・・・。ジェンダーフリーとか、家事労働や専業主婦の軽視、夫婦別姓、女性の社会参画
(これは大事だが)を美名にした家庭や家族形態の軽視はゆゆしき問題。少なくとも
日本は、まだ家庭や家族単位が子供の成長のベースになっているし、急には代案はな
いと思う。いずれにしろ、大人の勝手で子供たちが犠牲になることだけは、後世のた
めにも避けなければならない。
Hさん:
『文藝春秋』六月号に、“特集 教育大変”の記事が載っています。
@私立大学混沌の現場から名もない大学に赴任して私の教育観は変わった
A大学生「学力低下」が止まらない「分数ができない大学生」共著者が怒りかつ嘆く
B文科省は勉強ができないこんな検定じゃ本の好きな子どもは育たないよ
C「進化」「光合成」を学ばぬ高校生理科を三割も削減しておいて何が「技術立国」か
D子供に漢字と九九を叩き込め一に国語、二に国語、算数など五番目でよろしい
この中から、A・B・Cについてコピ−で内容紹介を行いました。
基礎力をつけるべき小・中学生の頃に、学校の先生の週休2日を確保するための隠れ蓑としての完全週5日制、即ち、これを称して“ゆとり教育”と云うのでしょうが、大変、残念な制度で、断固反対すべきであるとの印象を深くしました。
また、小・中学校で積み残したカリキュラムを、今の高校生のカリキュラムにONして、詰め込み教育が一層加速することを考えると、日本の将来が、空恐ろしいことに・・・
理科の出来ない教師が、理科のわからない生徒を教え、その循環が、技術立国日本の基盤を揺るがすことに繋がるといいことが、どうして文部科学省はわからないのか、不思議です。将来、誰がどのようにこの責任をとるのか、じっと見守りたい。
メール参加
Bさん:2002/5/7
1.「学校完全5日制」は教師のため???
ただでさえ、春、夏、冬と休みの多い教師にとって、完全週休2日制はもちろんすべての日が休暇となるわけではないでしょうが、ずぼらな先生にとってはただただ休みが増えるというわけで、教師の劣悪化を一掃助長するだけではないでしょうか。
逆に部活などに熱心な先生にとっては、休日出勤(?)が増えるだけで、その分がほとんどボランティア出勤となるのでしょう。これにより、先生の格差がますます広がっていくわけで、はずれの教師に担任させられる子供にはこれ以上の迷惑はないでしょう。また、熱心な先生がつぶれてしまわないか、心配になりますね。
2.子供にとってのメリットとデメリットは???
月に最低8日間の休みを得ることになる子供にとって、この時間をどう使うのかは結構その後に影響を与えるような気がします。
<メリット>
○普通に考えれば、早起きしないで済む日が週に2日は確保できるわけですから、夜更かしができますね。
○土曜日が仕事の親を持つ子供にとっては、完全に土曜日は親に監視されない日が増えるわけで、うれしいでしょう。
○学校では教えてくれないとか、体験できないことを週末を使って、体験できるチャンスが増えるかもしれない。
○学校で勉強しないといけない項目が減り、勉強が楽になる?
<デメリット>
●時間の活用ができない子供にとっては、ボーっとする時間が増えるだけで、怠惰な生活を助長し、非行に走る機会を増やすだけ。
●学校で習う項目が減ることにより、将来の生活や仕事上に、支障きたすことが出てくるかもしれない。
●学力低下をカバーするために、塾などへの出費が増え、親の経済的負担が増える。
3.親が子供の教育の責任を取り戻すチャンス???
完全週5日制により、家庭(親)の子供の教育に関する負担は間違いなく増えるわけですが、逆手に取れば、子供との接触機会が増えることになります。
親が子供の教育について、もう一度考え直すチャンスになります。子供の得意な分野や興味のあることを伸ばしてやる機会を増やせます。学校や塾任せだった「教育」を親の手に取り戻しましょう。
そんな余裕も時間もないなどと言わずに、親として最低限の責任を果たし、子供の信頼を取り戻すチャンスとして捉えた方が得策ではないでしょうか。
我が家では、土日のどちらかはは「家事手伝い」の日として、子供に家庭内の仕事を手伝ってもらう日にしました。まだまだこれから子供たちと話し合って決めていくことは多いですが。
Fさん:2002/5/9
連休明けの今朝は、新聞各紙お休み。インターネットで新聞記事を見ていると、「ゆとり教育」による学力低下を補う為、夏休みを短くしたり、運動会を2年に1度にする動きがある事が紹介されていました。
http://www.asahi.com/national/update/0506/023.html 「学力低下」でゆとり教育ままならず 夏休み短縮も
こんな記事の一端にも、如何に学校や父兄が混乱しているのかが伺えます。
Cさん:2002/5/8
学校の役割は、地域の中での入れ物としての役割と教育の現場というシステムの運営自体を目指していると思います。
言い方を替えれば、義務教育の間は、基礎知識の習得と集団生活をとおした協調性を身に付けたり、「人の迷惑にならない」ということを守れば、なんでもOKの自己中心的でありながら、平均的な集団を形成するために、我慢や妥協を覚える生活を形成しています。こうやって、書いてみると、自分の思い入れと読み手のギャップはどんどん広がっていくようなので、本来の制度の変更としての週五日制に、しぼって考えてみます。
私の高校時代は、授業の選択次第で、週五日制になっていた者もいました。学校の授業は、基本であって、そこからレベルを上げるためには、塾や予備校、自習は欠かせないものでした。小学校のときは、新しいことは何でも面白くて、先生も授業を工夫して教科書どおりの授業を進める先生は、人気がありませんでした。こうやって、土曜日が休みになっても、子供の気持ちをそらさないような授業をやれる先生が少なくなっていることが、いたずらに、システムに関する提案へと偏っているような気がします。
基礎学力の低下を懸念するのであれば、知識の習得の面白さを教える側がもっと面白がっていなければ、子供に見透かされてしまうのは当然だと思います。答えが決まっていて、そのプロセスさえ、押さえておけば、合格点がもらえるようなスタイルでは、ゴールに着いてしまった子供たちは、しらけてしまうに決まっています。
本来、知識は基礎であり、知恵を出せるようにするには、簡単な問題から、手をつけて、時間内に、より多くの答えを選んでいるようでは、世界の中での日本の現状を理解しようとしても、いくつになっても、興味も湧かないし、断片的な知識の蓄積で、全体を見渡すことなどできないと思います。また、どうやったら、自分の未来を自分で切り開いていけるかなんて、誰も教えてくれないということに、早く気付かせる必要もあると思います。
単純に、狭い教室の中で、20数名の生徒の比較で、良くできましたと言われて、納得している自分の息子をみていると、もっと大きな視野で、平成維新に、立ち上がってほしいと考えたりもします。どうも、週五日制に関しての意見にならないのは、なぜでしょうか?私にとっては、制度より、もっと学校と世間の考え方のギャップを取り上げたほうが良いように感じているからかもしれません。
今のままでは、土曜日も授業をやっても、基礎学力は向上するとはとても思えません。(少し言い過ぎ。やっている学校もたくさんあると期待します。)学校というより、世の中で必要とされている知識や能力をどうやって身に付けさせるか。あるいは、自分自身の将来の夢をかなえるためには、なにが必要かを子供たちに教えるほうが、先生も親も子供たちもやりがいがあると思います。もうひとつ、学校に行っている子供を持たない大人にとって、学校とは、関わることなどできないとても遠い世界であり、基礎学力の低下とか言ってもできるやつは必ずいる、と思っているんじゃないかと感じています。また、週五日制でない、(小)中高(大)の一貫教育の私立の学校に入れることが受験競争を一回でもはぶく事で、親の最善の選択肢と考えて実践しているという意見も聞いたことがあります。自分の子供は、きっと親と同じように、不器用で、要領の悪い、ただまじめなだけののんきなやつに育つと思いますが。
Aさん:2002/5/9
完全5日制については「学力低下」だけがクローズアップされてますが、土日に子ども達が何をしているのか? どうゆう風に過ごしているのか? という方が、私は気になってます。
今回、新しく休みになる土曜日に「スポーツ」活動を、という試みに参加する事になりましたが、これは、同じく気になっている親御さん達がボランティアで始めようとしているものです。 もちろん、先生も2人、参加する予定です。 また、「イイナ」と思っているのは、地域活動の責任者の人や、子ども会の世話役の人、自治会の役員、といった人達も参加して頂くことです。 ゆくゆくは、文化活動も取り入れてゆく、ということも会議の中で出てます。 どこまで出きるのか、未知数ですが、多くの生徒や親御さん、地域の人達が、注目しているようです。
教育制度の変更によって、地域を巻き込んだ新しい広がりができるという大きなメリットが神戸の一地域から発信できれば、と思ってます。最近、息子の家庭での自習を手伝っていて、小学校の先生の苦労が少し、判ってきた気になっている父親です。
少し、長くなりますが、神戸新聞の論説委員のコラムも紹介しておきます。
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学校から帰るなり、かわいい声が響いた。「お母さん、4年生になったら国語の教科書が大きくなった」。始業式、妻の友人宅での一幕。そう、完全週5日制、新学習指導要領が公立の小中高校でスタートした。減った中身を補うかのように、サイズが大きくなった教科書。子どもなりに驚き、戸惑ったようだ。
新制度は「詰め込み教育」の反省からスタートしたという。基礎、基本を定着させながら、子どもたちが主体的に学び、課題を解決する。そんな力の育成を目指す。文部科学省の説明を聞くと、いいことばかりで文句のつけようもない。だが、保護者の不安は消えるどころか、より増す一方だ。
教科内容は3割削減された。かねてから指摘されてきた「学力低下」をどう防ぐのか。答えは見えないままだ。子どもを持つ同じ親としても、無関心ではいられない。「え、それも習わないの」。教科書を見るにつけ、家庭での話題は、いきおい塾や私学受験の是非に傾く。保護者にとって、教育にまさる“宿題”はない。
「ゆとりの教育」。その前は「個性を生かす教育」だった。理屈はその通りだ。しかし、中身を減らしておいて、基礎がしっかり身につくのだろうか。現実と格闘している教育者もおられるし、学校にすべてを押し付けようと思っているわけでもない。が、ふに落ちないことが多すぎる。
長々と書いてきたが、とりあえず、素朴な疑問を一つ。増えた休日、先生は一体、どう使おうとしているのか。これが気になって仕方がない。(編集委員 鉱隆志)
Lさん:2002/5/12
先日、親父倶楽部の資料を作っていましたら、「学校週五日制になって、もっと
も大事なのは、家庭と、そして地域での取り組みである」との記事が載っていまし
た。親父どもは今まで仕事一筋で、地域社会への貢献をおろそかにしてきたと思いま
す。私もそうでした。もちろん、きちんと両立されてきた方もたくさん居られますの
で、私の場合は反省しきりです。
今日、たまたま町内会の総会がありまして、ヤキソバコーナーの担当をしました。
250食ものヤキソバ作りはしんどかったですが、地域の方々といろいろ話をしなが
らの手伝いは中々楽しいものでした。子供たちがおいしいと言って食べてくれるのが
なんとも言えず良かったです。子供たちの、あの素直な喜ぶ顔を創ってあげる場が少
なくなってきたのかもしれません。大人が頑張らなければ子供は育ちませんね。そん
なことを実感した一日でした。
■第31回親父倶楽部を終えて
運営委員長 西 博康
昨日は、親父倶楽部ご参加の皆様、お疲れ様でした!
コミュニティー企画 編集部記者 河野正博さん をお迎えしての親父倶楽部でしたが、
本編・勉強会 2次会・交流会を通じて、どう思われた事やら・・・後悔しているのではないかと
ご本人の前でお話をする盛り上がりとなりました。
若山さんの初参加を始め、岡山から駆けつけて下さった河部さん、しんがりは、頑固親父1号山崎さん
のご参加を頂き、10名のご参加を頂きました。
「完全5日制」に対する皆様のご関心も大変高く、あっという間に9時を迎え、このテーマは、次月東さんに引き継ぐ事となりました。現役の先生を交えて意見交流を行える会に出来ないかとご検討中との事です。議事録をご覧頂いてもお判りのように、皆さんの言葉は、まだまだ語り尽くさぬ思いという感じです。次回も、また皆さんのご意見を頂戴する事となりました。
=お知らせ=
8月企画 夏休み親子レクレーション
石細工に挑戦しよう! 射場さんのご協力を頂きまして、石細工に挑戦する企画を立案中です!
乞うご期待!

語り尽くした後の一杯、皆さんお疲れ様でした!
以上