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親父倶楽部 第33回例会 記録
テーマ・・・ 「子供との会話 ・ 子供とのコミュニケーション」
報告 完全五日制についての質問 のご回答その2 三重県のある小学校の先生より
報告者 西 博康
◆日 時 ・・・・2002年7月9日(火) 19:00〜21:00
◆テーマ・・・「子供との会話 ・ 子供とのコミュニケーション」
◆担 当・・・山根 満唯郎
◆参加者:山根 満唯郎、前田秀美、後藤 芳男、中家祥裕、東秀一、西博康
(以上6名 順不同 敬称略)
◆会 場 ・・・・大阪市立東淀川勤労者センター
■ 「子供との会話・子供とのコミュニケーション」(山根 満唯郎)
| ■テーマの設定理由 「子供との会話」「子供とのコミュニケーション」についてお話できれ ばと思ってます。 6月1日(土)息子の小学校で初めてのスポーツ活動を無事に終 えました。私は、ソフトテニスの代表世話役として、挨拶、ランニング 、体操(ストレッチ)キャッチボール、ラケットを使った玉突きと快晴の なかで、大汗をかきつつ、なんとか、9時半から11時半まで、頑張っ てもらいました。 1年生(1人)から6年まで、57人を6人で面倒を見 るというハードなものでした。女子が8割でして、とにかく、良くしゃべ る。そのくせ、気がついてよく手伝ってくれる、という状態で、逆に楽 しませてもらいました。男のコとちがって、会話が弾みますね。 7月は、そんな体験も踏まえて、子どもとのコミュニケーションにつ いてお話をしつつ、前回同様に皆さんのお話をお聞かせください。 |
![]() 土曜日、校庭で小学生にテニスの 楽しさを教えている山根さんののさん |
■1.小学校のスポーツ活動 ソフトテニス が実施されるまで
@ 完全週休二日制と土曜日の学校開放
◆経緯◆
神戸市の某小学校で、土曜日の学校開放に伴って、そこをどう活用するかとの話題が地域で起こりました。
商店街のあるパン屋さんの働きかけで、子供達にテニスの楽しさを知ってもらおうと誘われ、その方とタックマッチでテニスを教えるボランティアをはじめる事としました。
これまでは、学校のグランドは、第2第4土曜日は、野球とサッカーの試合に割り当てられており、今まで、それ以外の生徒にとって、休みの日に運動場は使えない状態でした。スポーツに興味の無い生徒、苦手な生徒にもスポーツをする機会を与えたいとの想いで、第2第4土曜日以外の土曜日にボランティア活動を行う事とし、テニスの他、剣道・ドッチボール・バレーボールなどが企画されました。
◆世話役募集◆
昨年12月、支援者募集のチラシが配布され、私は、テニスに丸をして子供に持たせました。
しかし2月下旬に第1回会合、支援者の立候補者の少なさに驚く。
お断りして退席する方もあったが、同級生のお父さんで、PTA副会長に説得に泣きおとされる方も・・・。
3月、地域の防災コミュニティ、自治会、子供会の人も参加して企画運営会議を実施。
テニスは、6月1日、15日、29日、7月6日と4回とも実施
テニスに関して、子供達の参加申し込みは、小学1年から6年まで67人と盛況であった。
A地域との連携 教育委員会との兼ね合い
◆学校との関わり◆
自治会や商店街がバックアップする企画を立てていたが、学校側から待ったがかかった。損害保険との関係から教育委員会主導の制度となり、支援者は学校長からの委嘱で準公務員の立場で参加しなければならなくなった。学校側も、完全五日制の活動の実績作りとの立場もあり、地域+学校+保護者が一体となって活動を支援することとなった。その為、男の先生 2人、教頭先生、養護の先生、その他 3から4人は先生も常駐してくれることになる。また、費用として、教育委員会から年間 53,000円の割り当てが支給された。
◆地域の支援◆
地域からは、沢山の支援を受けた。特に、ラケットなどはスポーツ関連のご商売の方を中心に、新古品が随分集められた。テニスに力を入れている中学からもラケットを頂いたりした。ラケットは60本集まった。
![]() ![]() 地域・学校・保護者が一体となって子供達を支援する組織つくりを説明する山根さん |
Bテニスサークルの始まり
テニスは、軟式テニス。子供達の多くは、軟式テニスボールで遊んだ事がある子は少ない。
低学年は、まず、テニスボールでキャッチボール。動く球を上手に追えなければ成らない。
少し慣れてくると、「球出し」と言って、ネットの手前から相手に打ちやすい球をワンバウンドで投げてやる。子供はそれを打ち返す。自分が打った球が相手のコートに入ると、子供達の目は、生き生きと変わっていく。
球出しをしながら、子供達に声を掛け、誉めてあげる。子供達は、益々目の輝きを増してくる。
上級生は、上手になるとラリーをさせる。自分が打った球は、自分で拾いに行かせる。球拾いをしないと、次の人が、出来ない事に気付いていく。中には、誰の球でも拾い集める世話好きな女の子も出てくる。

球出しの様子を説明する山根さん
■2.参加の子供たちとの会話
@ 学校の先生、父親と違った存在、おじサン
今回のスポーツ活動がどういうものか?良く分からないままで集まっていたので少し説明して、遊び感覚でOK、と理解させてから簡単な練習に入る。ラケットを持たせた時のうれしそうな顔、呼び方についての質問、「コーチ」「先生」「おっちゃん」 なんでも良い、と伝えたのがまずかった?不思議な存在
A 家庭の話
2,3,4年生の女の子が話をしてくるようになる。 5,6年生の女の子は未だに照れてしまって自分からはなかなか、話せない様子。男の子は息子の同級生(3年)を中心に話をしてくるようになっている。父親の居ない子供が意外と多い(70名中、分かっただけで10人)。そう言う子供は逆によく話しをしてくる。
一人塞いでいる子がいた。どうしたのかと声を掛けると、家で両親が喧嘩をしているとのこと。その子は、その日、他の子供を苛めていた。
B 学校の話
学校の体育の授業を比べてどうか?といった聞き方をすると素直に答えて、話しはいろんなことに波及して行く。先生や親に話さないこと、話せないこと、または、聞いてもらっていないのかとにかく、休憩中によくしゃべる。
C 親の意識
「土曜日の午前中は、家に誰も居なくなるので、とにかく行って来い」ということで、帽子は持たせない、飲み物は持たせない、という保護者もいて子供がかわいそう。 こちらから、連絡するのは角が立って揉める元なので先生からのフォローを頼んでます。 また、そういう子供の中で、7月6日に、同級生の女の子から口でのいじめに会って練習どころで無くなった男の子(4年)が発生しまして、どうしたものか、悩みました。 これも、あとで、先生のほうからフォローしてもらい様に依頼し、また、終了時に他の4年の男子生徒5人に自宅まで送って行くように指示しました。
■3.地域と学校との連携
@自治会、子供会、商店街と小学校、PTA
地域と小学校との連携でのスポーツ活動、
神戸市立西須磨小学校の例(極めて積極的に行われている全国的にも珍しいケース)
http://manzoku.topica.ne.jp/scix/
今回ご紹介した神戸の例では子供会とPTA、学校はけっこう良い関係を保っている。
問題は自治会と商店街。 地震の頃から関係が悪化していると聞く。
募金の話しで会議中、もめる。 そもそも、支援者の数、スポーツ種目の数
に関係なく、一律53,000円の理由、根拠がわからない。
B 商店街での夏祭りでの挨拶、会話
7日の七夕、商店街の夜店で、テニスの生徒から挨拶されて照れました。
親と一緒の子もいて、「いつも、ありがとうございます」と丁寧に挨拶していただき恐縮。

■4.親父討論・ 将来的な展望
地域のお年寄りと小学生との会話、文化教室
Aさん:学校の行事には、これまであまり参加したことが無かった。自分も、機会があれば参加したい。かみさんは、学校の世話役をしていて大変みたい。良い勉強になりました。
Bさん:以前、スイミングスクールに携わった事がある。マナーとか、挨拶がきちんとできるようになる。
先日、最近勤めはじめた娘が、久々に帰ってきた。人の世話をする仕事だ。ある日、母親が、おばあちゃんの身体の痛いところを擦ってあげていた、しかし、おばあちゃんは文句ばかり言っていた。その時、娘がおばあちゃんに説教をしだした。社会で人のお世話をする事を教わり、成長したものだと感じた。
Cさん:子供も中学3や高校ともなると、親父は毛嫌いされるようになっていると感じる。
Eさん:子供も中学生位になると親が要らん事を言うと嫌われる。暫く、親父は要らないかも知れない。自分でやってみたいから放っておいて・・・そして出来た事を認めて欲しい。
Bさん:地域との連携と言えば、地域の消防団活動を行っていて、大人・子供・学校合わせて140名位の参加者がある。盆踊りなどもやりますね。
Cさん:マンションに住んでいると、地域の事がサッパリ判らない。すっとその地域にすんでいる人と、他府県から来た人とでは違いが出るのではないか。
Dさん:大きなマンションが出来ると、町内会に参加するように求めてくる地区と、そのマンションだけ、独立した町内会を作る地域がありますね。私の場合は、ミニ開発をされた戸建て住宅を買って現在に所に住んでいますが、新しく町会に参加しようと思っても、新参者に対し、何か敷居の高いものを感じると引いてしまいますね。結局、本当の近所付き合いで、町会の盆踊りなどは出た事がありません。
山根:神戸地区と他の地区との違いは、地震を体験した事でしょうね。地震の時のボランティア活動を通じて、地域がまとまる事を経験しています。
当時、学校の中に仮設住宅がある場所もありました。子供達は、時折、一人暮らしのお年寄りの家に様子を見に行きます。そこで、おばちゃんなどは、子供達に手芸を教えたりお手玉を教わったりします。神戸の子供達には、その中で身につく感性を体験できています。
Dさん:今回の場合は、核となる地元も方、それも自営業の方、がリーダとなり、震災を経験して地域が一体となる訓練を貫いてきた神戸だから、ここまで成功したのでしょうね。しかしながら、ボランティアとして、土曜日をずっと奉仕するのは大変ですよね。継続できる体制作りが重要ですね。学校での活動の限界もあるでしょうし。文化教室も含め、公民館での活動は出来ないのでしょうか。
Eさん:豊中では、学校が連携して活動している地域もあります。
山根:学校の生徒数が少なくなった学校には使っていない教室が幾つかあるところもあります。学校の教室や公民館を活用し、年輩の方と子供達のコミュケーションが出来たら素晴らしいですね。書道や手芸などの教室も可能でしょうし、発想は広がっていきますよね。


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報告 完全五日制についての質問についてのご回答−その2 完全学校週5日制に対しての疑問- 現役の先生からの回答 三重県のある小学校の先生より Q1−(「ゆとり」とは)完全5日制の実施に伴い、小学生で34時限→30時限(88%)、高校生で80単位→74単位(92%)の時間的な短縮を行い、時間的には約1割、内容を3割カットしたカリキュラムの実施となっているとの事ですが、そもそも「ゆとり」とは、どういう意味でしょうか?学ぶべき事を減らすという事が、「詰め込み教育」に対する「ゆとり」という意味なのでしょうか? |
■第33回親父倶楽部を終えて
運営委員長 西 博康
今回の親父倶楽部は、山根さんに御担当をして頂き、神戸の小学校で実際に活動をされている小学生とのスポーツ活動の様子をお話していただきました。これまで、長年にわたり公私共にボランティア活動を続けられ、また、テニススクールでのご活躍の実績のある山根さんならではのお話でした。会話に合間合間に語られる、子供達とのコミュニケーションの様子は、表情豊かにお話をされ、子供達を引き付ける魅力に引き付けられる思いでした。親や子供、そして地域を引き付ける魅力と情熱をもって臨む取組みの素晴らしさに、参加者一同感激を受け、また自分達の在り様に考えさせられる会となりました。山根さん、参加者の皆さん、有り難うございました。また、三重県の先生には、貴重なご意見をお聞かせ頂きまして有り難うございました。皆様からのご意見ご質問等がありましたらお寄せいただければ幸いです。
山根です。
昨晩は、親父倶楽部、ありがとうございました。
拙い司会、進行でしたが皆さんのご意見をいろい
ろとお聴きして勉強になりました。
なかなか、参加できなくて申し訳ありませんでした。
また、メールなどで、後日談をご報告致します。
■次回親父倶楽部のお知らせ!
●日 時:2002年8月25日(日) 詳細は、まもなく発表します
●場 所:射場石利石材 石工房
●テーマ:「夏休み親子イベント 石細工に挑戦しよう!」
●担当者 射場 一之
●会 費 未定