親父倶楽部 第35回例会 記録
テーマ・・・ 「都会の中の子供の遊び場」
報告者 西 博康
◆日 時 ・・・・2002年9月10日(火) 19:00〜21:00
◆テーマ・・・「都会の中の子供の遊び場」
◆担 当・・・西 博康
ゲスト 大阪市立日之出青少年会館 社会教育主事補 伊丹邦宏さん
◆参加者:前田秀美、平尾禎孝、カキクケコージ、糟谷浩史、東秀一、西博康
(以上7名 順不同 敬称略)
メール参加 豊田雅彦
◆会 場 ・・・・大阪市立東淀川勤労者センター
■ 「都会の中の子供の遊び場」(伊丹邦宏さん/西 博康)
| ■テーマの設定理由 今月は、大阪市立日之出青少年会館 社会教育主事補の伊丹邦宏さんをお迎えして、「都会に中の子供の遊び場」と言うテーマで進めます。 私達が、山や川、海や田圃でどろどろになって遊んで学んだ事って何だったんでしょうね。今の子供たちは、学校と家庭の狭間でコンビニにたむろして自分の「居場所」を求めています。 子供たちが、純粋に自然や仲間と一時を過ごす事にへとへとになるまで遊びながら学んでいく事は、もう、過去の幻なのでしょうか・・・。 今、子供たちの遊び場・居場所空間の創造に、新しい試みがあります。今一度、遊ぶ事の意義と明日への取組みについて考えてみましょう。 |
![]() プレーパークへの想いを語る伊丹さん |
| ■1.都会から子供の遊び場が消えた・・・今、学校と家庭の狭間で(西 博康) @都会から子供の遊び場が消えた ・我々(現代の親父たち)が、子供の頃、真っ黒になって遊んだ「山」や「川」「海」「たんぼ」… それは、もうすっかり昔の思い出話になってしまったのか。 ・ 自然や虫・小動物との出会いから学ぶ好奇心の育成や年齢を超えた仲間付き合いから 学ぶ心の成長の場が無くなった。そして、くたくたに疲れきるまで遊ぶ事が無くなった。 ・ 学校と家庭の間で… コンビニで息を付く子供たち 教育新世紀 / YOMIURI ON-LINEより http://www.yomiuri.co.jp/education21/news/kikaku12_01.htm 日本の津々浦々にまで広がったコンビニエンスストア。今や子供たちの遊び場でもあり、時には "更衣室"にもなる。 「下校時に寄ってはいけない」はずの小学生の男子。入り口のわきにランドセル を置き、漫画誌を"座り読み"する姿は珍しくないが、一万円札を差し出す子や、数十円のお釣りを「い らない」と言う子もいる。 (中略) 親や先生たちは、店の前でたむろしている姿を否定的にとらえる。 しかし、クラブ活動や塾、習い事の帰りに寄ったり待ち合わせしたりして、友達とのコミュニケーション を図る重要な空間になっている。学校や公園に代わる新しい機能に、目をそむけるばかりでいいのだ ろうか」と問題提起する。 子供たちが学校や塾の行き帰りに一息つける、つかの間の自由な時間。この「便利な店」は、大人 が仕事の後に立ち寄る居酒屋に当たるのかもしれない。(解説部・鈴木嘉一) A子供の「居場所」作りとの概念の形成 ・「遊び場」から「居場所」探しへ ・ 「居場所」を必要とする子供達の閉塞的状況 こども白書2001年版 P.216より 『子どもにとって、「自分らしく」居ることが出来る関係や場所が失われている という閉塞性を指摘出るでしょう・・・』 「・・・前に放課後、同じクラスの女の子、4人でしゃべっていたとき、四人とも 自分の事を二重人格だと思うって言った。学校の門をくぐるとそこから、『えんぎ』 がはじまるって。よーいスタートで、ぱっと表情をかえて学校用の顔を作るって。 家に居る自分と学校に居る自分は、全然ちがう・・・」 ・ 現在の「遊び場」としての受け皿とは… 児童公園、児童館・公民館、学校、家庭、塾、フリースクール・・・ 商店街、ゲームセンター、歓楽街・・・ ・「子供の居場所つくり事業」といった取組みを各自治体が検討を始めている 岩手日日ニュース〜水沢・江刺・胆沢<「みずさわ子どもセンター」オープン>の記事紹介 水沢市教委は、完全学校週五日制への対応として十四年度、公共施設を活用した「子供の居場所 づくり事業」を展開しているが、二十日に同市佐倉河に、子供の居場所三号館となる「みずさわ子ど もセンター」がオープンした。 http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news_back/mizu/07gatu/news-mizu_22.htm 「子供の居場所」からの検索 フリースクール 子どもの居場所 フリースクール かしの木 http://homepage1.nifty.com/kashinoki/ フレネ教育 http://www.jfreinet.com/education/main7.htm 「子供部屋」−家庭内の治外法権 http://www.iluck.ne.jp/seminar/1001.html 自分の「巣」作る http://www.atelier-ku.com/house/02042101.html B.冒険公園の関連サイトの紹介 東京都世田谷区にある、住民で運営されている冒険遊び場 http://www.setagaya.net/setagaya/playpark/ 仙台冒険遊び場 http://homepage1.nifty.com/KUROBE/ |
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■2.都会の子どもの遊び場について
1.ビオトープとは… http://www01.u-page.so-net.ne.jp/sa2/bzl03743/sana1/sana1.html(ビオトープフォーラム より) 3.ビオトープの計画手法の実例 http://www.shimlab.com/cts/btp/btpt.html (清水建設 より)
第2次大戦中1931年 デンマークで廃材置き場が「廃材遊び場」として人気を得た。 Aプレーパークとは
ケガをしても、自分の責任。そういった体験をする事により、何が大切かを知るようになる。 B都島プレーパークの紹介 関西の常設プレーパーク みのお子どもの遊びを考える会 箕面市瀬川1丁目
瀬川北公園
Dプレーパークの課題
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■3.“遊戯施設乗物の原理”/“体感の原理”と“楽しさの原理” (カキクケコージ)
手ぶらでは、せっかくの親父倶楽部の“主体的に参加する”という隠れた親父倶楽部の合い 言葉に反すると思い、ある遊戯施設メーカーのカタログから抜粋したものですが、“遊戯施設乗 物の原理”で“体感の原理”と“楽しさの原理”をうまく言い表わしたものがありましたのでご参 考までにご紹介致します。 ■体感の原理 principle of bodily sensation 五 感 the five senses G覚 the sense of gravitation(ジェットコースターなど重力逆らう感覚) 視覚 the sense of sight (変る風景) 聴覚 the sense of hearing(音) 臭覚 the sense of smell(機械の臭い) 触覚 the sense of touch(風などの感覚) ↓ 体 感 bodily sensation ■楽しさの原理 principle of pleasure 美感 体感 心の感動 楽しさ aesthetic sense bodily sensation emotional excitement pleasure + → → 期待感 身体の感動 満足感 リピート expectation physical sensation satisfaction repeat 子どもたちの遊び場は、人工的なものから、自然へ回帰してきております。しかし、先天的に子ども たちは、いつの時代も、どんな環境にあっても、それぞれの生活環境の中で工夫し遊んできました。 子どもたちの遊び場は、大人がしかけるのではなくて、子どもが作るものじゃないかなと最近考えます。 人間の欲望は、限度を知りません。遊園地で絶叫マシンに乗って異次元体験が流行ったのも記憶に 新しいですが、さらに上の体感をしたくて、現状のマシンに飽きてしまいます。 これからは、欲望の限界に挑戦するのではなくて、もし大人がしかけを作るとするなら“身体を癒す 遊び”それも“安・近・短”というキーワードがポイントになってくるのではと思います。 |
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■3.西宮市立上ヶ原小学校 PTAクラブ
■ 活動実績(写真) |
■ メール参加
飛行親父の豊田です。(2002.7.19)
たぶん、東京の世田谷のプレーパークをイメージしていらっしゃると思います。
http://www.setagaya.net/setagaya/playpark/index.html
ただし、最近は、形も大事ですが、関わる人の心ということを抜きにして
すすめることは、難しいと思えてきました。
こどもの素直さを引き出すには、大人の打算はすぐに見破られてしまいます。
大人も素直に子供を見ること、そして自分を見ることができるようにならねば。
というより、子供に教えてもらえることがたくさんあることを
理解できるスタッフが必要です。
気付きが、一番重要です。
坂龍塾の八尾さんの話は、とてもわかりやすいです。
一度、そちらでも 講義をお願いしてみてはいかがでしょうか?
現在、東京と甲府、名古屋で、開催されています。
http://www.bm8.ne.jp/dr80/homepages/seminar.htm
私は、 おそまきながら、学校法人を設立して、地域の先生方、お母さん、お父さん、
そして、LDの子供たちも 参加できる 生きがい、やりがいのある、生き生きとした
輝く先生を見つめる子供達の学び舎を創造していくつもりです。
みなさん、本当の活動はこれからです。
力を合わせて、すばらしい21世紀を創造していきましょう!!
飛行親父こと豊田です。(2002.9.2)
私の少年時代の経験を少しお話します。
私は、昭和33年から、昭和43年3月まで、東京の世田谷に住んでいました。
町には、大きなどぶが流れていて、それに沿って探検したり、
空き地の石がごろごろしていて、雑草が茂っているところで、野球をしたり、
駄菓子屋で買った、めんこで遊んだり、自転車で、新幹線を見に行ったりしていました。
昭和43年に横浜の日吉に引っ越してからは、近所の田んぼに、板を浮かべて
泥の上をすべったり、かえるを取ったり、
お寺の裏山の木の上に基地を作ったりして、遊びました。
また、家が、貧しいために、夏休みは、毎年、40日間、栃木の田舎に預けられていました。
ですから、都会の夏休みの経験はありません。
畑のふかふかの土を駆け回り、取れたての野菜を食べていました。
朝から、くわがたやカブトムシをとって、あぜの間の小川で、貝をほったり。
夕暮れのヒグラシの声が、なぜか、こわくて、裏山を駆け下りた記憶があります。
原体験という言い方をするとしたら、自然のありがたさを理屈抜きで、
身に付けられる時間と環境を持つことができたと思います。
その代わり、ぜんぜん勉強をすることはありませんでした。
中学高校で、むしょうに、本が読みたくなったことを思い出しました。
それも、衣食足りて、という環境のおかげだと思います。
■第35回親父倶楽部を終えて
運営委員長 西 博康
今回の親父倶楽部は、大阪市立日之出青少年会館 社会教育主事補 伊丹邦宏さんをお
招きして、「都会の中の子供の遊び場」について、考えてみました。子供はほっときゃ外で
遊ぶ、腹が減ったら帰ってくる・・・何ていうのは、もう昔の事なのでしょうか。子供の遊び場を
親も子も、地域も行政も考えていかなければならない時代に、複雑な想いを感じます。へとへ
とになって遊ぶ子供の笑顔を大切にしていきたいですね。
伊丹さんより
できるだけ自由に子どもを遊ばせてあげたいという理念と、最低限の管理は必要だという
現実とのせめぎあいという、プレイパークの抱える最大の課題が当日の討議でも中心になっ
ていて、あらためて課題の大きさを確認した次第です。
また、最後の方で「巣」という言葉が出ていましたが、そんな場まで行政や大人が準
備してやらないといけないのか、という点も、様々に意見が分かれるところではない
かと思います。ただ、最終的に居場所を選択するのは子どもたち自身になります。プ
レイパークも子どもたちに支持されなければ、なくなっていく運命になるかもしれま
せん。プレーパークは、今の子どもたちに対する、大人からの1つの提案ではないか
と思っています。
当日も含め、つたない説明でご迷惑おかけしたかと思いますが、また寄らせていただ
ければ幸いです。そのときには、またいろいろと楽しいお話ができればと思っていま
す。よろしくお願いいたします。
カキクケコージさんより
親父倶楽部のみなさん、本日はどうもありがとうございました。
久しぶりに見る、みなさんの顔は、とっても親父らしかったです。
プレイパークの講座をやりたいという伊丹さんの情熱もしっかり
伝わってきました。
大事なのは、地域の顔が見えるネットワーク作り。
これさえできれば、プレイパークであろうとまちづくりであろうと
ちょちょいのちょいとできるはず。プレイパークが、そのネットワークの
手段となってもいいかもしれませんね。
人と人との関わりは、ひとりひとり、フェイス・トゥ・フェイスで
それぞれの思いを話し合い、共通の思いにしていく地道な方法以外は
ないかもしれませんね。
地域に親父がどんどん関わっていく、そんなまちづくりを地域に住む
親父としてやっていきたく思っております。とってもすてきな時間を
親父倶楽部のみなさんと共有できて本日は、満足度100%でした。
また、ひょっこり顔を出しますので、そんときは、よろしく!