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親父倶楽部 第43回例会 記録
テーマ・・・「子供の国語教育を考える」
報告者 西 博康
◆日 時:2003年6月10日(火)19:00-
◆場 所:大阪市立東淀川勤労者センター
◆テーマ:「子供の国語教育を考える」
◆担当者 山根満唯郎
◆参加者 山根満唯郎 小野山義之助 前田秀美、東 秀一、鈴木 豪 西 博康 以上6名
■ 「子供の国語教育を考える」
| ■テーマの設定理由 神戸で父親をしている山根です。 小学校4年生の1人息子がいるのですが今年の3月から塾(日能研) に通わせ始めました。 知り合いやお客さんに塾を経営している人が数 人いまして、「今の学校だけでは絶対的に足りない。」と聞いてまし た。そこで、3年の1年間は、自宅で、代表的な問題集をさせてました。 しかし、学校の勉強内容は私の時代(昭和32年生まれです)から考えて 、唖然とするほどのレベルです。少なくとも、これでは中学校に入るこ ろには取り返しのつかない状態にならないか?という心配が日ごと に高まってきました。 たまたま、3月に試験を受けて合格?して女房が通わせ始めました。 斎藤孝さんの「理想の国語教科書」「子どもの日本語力をきたえる 」などを読ませてもらって、やっぱり、国語の大切さを痛感してます。 それにもかかわらず今の小学校の国語教育はどうでしょうか? かくいう私は小学校の頃は算数は好きでしたが国語が苦手で、5段階 の2,3でした。 本を読むより、山や川で遊ぶ事に生き甲斐を見つけて いました。 さすがに、母親が心配して5年生の夏に、特訓をしてくれまし て、なんとか本を読めるようにはなりました。(当時は、シャーロック・ホー ムズが流行ってました)しかし、今でも国語の勉強不足を痛感しておりま す。皆さんは、子供さんの国語教育についてどうされてますか? また、現役の先生方の御苦労などもお聞かせ下さい。 よろしくお願い致します。 |
![]() 国語力は、子供も大人も重要な テーマですと語る山根さん |
目次
■1 山根親父の問いかけに対して・・・(メールにて)
■2 今の小学校での国語教育はどうなっているのか?
■3 学力の低下の原因は?
■4 何をすべきか? 家庭、塾
■5 斎藤孝さんの本「理想の国語教科書(赤本)」
■6 陰山さんの方法 反復練習の大切さ、現役の塾の皆さんの意見
■7 大人の国語力の再構築
■8 第43回親父倶楽部を終えて
■1 山根親父の問いかけに対して・・・(メールにて)
(A)大阪 Sです。
小学校の国語の教育では昔ほど「朗読」を行なっていないようです。
(先生の質にもよりますが)声に出して読むのと目で追っかけるのとでは理解に大きな
差があるようです。上の子の時は朗読が多めでしたが、下の子の時には少ない状態で
した。 本に対する興味も差が出るようです。 当方は二人とも成人式を終わりましたが
そのような感じです。
追記
上の子が中学の臨時教員(数学)を教えていますが授業中に騒ぐタイプは2種類に分類
できると言ってます。片方は塾などで習って知っているから授業を聞かない。 他方は聞
いても理解できないので面白くない。 このどちらかにボス的な生徒がいると大変とか。
人の迷惑を考える等の公衆道徳が先だともうしておりました。 良い、悪いは別にして進
度別は必要な時代かもしれません。 とりとめなく記載してみました。
神戸の山根です。
Sさん、ありがとうございます。
<少し脱線しましたが、基礎学力の低下を心配するけれど、私は、子供がなんにでも興味
を持てば、すっごいパワーで、吸収している姿に、感心させられています。
小学校3年、4年から急に、吸収力が出てくるそうです。 興味を持たせることが大事ですね。
<子供には、パソコンで、何でも調べられることを教えてありますので、学校では、結構、
認められているそうです。 ホームページも作っています。 どんどんいろんなことを見たり、
聞いたりして、興味を持ち、希望(夢)をかなえるために、必要なものをアプローチしていき
たいです。
本当に、親の責任で視野を広げてあげることが出来れば、と思ってます。
神戸の山根です。
Sさん、ありがとうございます。
<声に出して読むのと目で追っかけるのとでは理解に大きな差があるようです。
→本読みは毎日、宿題として息子もやってます。声を出して読む、ということはやはり、基本に
なるそうです。
<人の迷惑を考える等の公衆道徳が先だもうしておりました。良い、悪いは別にして進度別
は必要な時代かもしれません。
→塾でも、邪魔をする子がいるそうでして、よく、廊下に立たされているようです。 今の小学校
では進度別は難しい、と聞いてます。
(B)Fです。
教育にかかわっているのですが、小学生の子供がいないのでどうなっているのかは正確には
わからないのですが、小学校2年生の子供のいる妹から聞いた話から想像するのですが、、、
今の教科書を見て愕然となさっているということですが、その通りだと思います。
ご存知と思いますが、従来はここまでできれば最高というマックスを目指す内容であったのが、
これは最低限わかってないとね、それ以上は自分で何でも好きな方法で自由にやってよという
ミニマムがあればよいという方針に変わってしまったので、かなり減ってきています。
これは、週6日制の教育時間を週5日制にして減らしたのだから、そのために帳尻合わせに内
容を削減した。 また、勉強に興味がもてなくて落ちこぼれが多くなり、高校を中退する人の数
が多くなっている事態を難しいことを無理やり詰め込みすぎるからだと一方的に決め付けた、
その反作用ということもあるでしょう。
そして、学力不足を心配する親や教師たちの声を、計算力ではなくて興味を持つ心とか実社会
で生活する力を育てる「新しい学力観」なるものを打ち出して、これを育てるのだと当時の有馬
文部大臣が言い放った。(これをパネルディスカッションの場で私は直接聞きました。)でも、今
日消費税が5%であるために、小学生に税込みの金額を筆算で×1.05を計算させるのは載
ってないはずです。 こんな日常にありふれていることすらできなくて何が実社会で生活する力
なのかと怒ってしまいます。
さて、前置きが長くなりましたが、国語の力を伸ばすのに朗読は欠かせない事だと思います。
最近書店で珍しく教育書でベストセラーの仲間入りした陰山英男氏の取組み関連の本によると、
3年生くらいから声に出して読みたい日本語の内容などを繰り返し音読させているそうですよ。
まずは家族が音読をして見せてはどうでしょうか。 これは昨今幼児のときに親が読み聞かせをし
なくなって、テレビ任せにしているために本の面白さを伝えてない、また、本の絵から空想をする
楽しさを伝えてないからではないかと指摘している心理学者の先生もいるそうですよ。(妹が母親
教室で聞いたそうです。)新聞など読んで聞かせるのが手始めによいかもしれません。 そして、
子供にも読ませて褒めてやると続きます。 難しい漢字もだんだん読めるようになると思いますし、
親子の間の会話も弾むのではと思います。
ちょっと長くなりましたので、今日はこのへんにしておきます。
(C)山根さん、こんにちは、Yです。
ごぶさたしています。
ご参考になれば、こんなメルマガがありました。
────────────────────────────────
知研達人サロン&人脈フォーラム 5月14日 19:00〜
────────────────────────────────
『勉強の達人』出版記念講演会 〜対話重視型教育〜
西口 正 先生 新学フォーラム主宰
────────────────────────────────
最近の学力低下問題について、識者は、ゆとり教育の弊害、少子化で大学受験のハードルが下
がったなどなどもっともらしい理由が挙げられています。しかし、学力低下問題の根っこには、「親
の世代の生き様」に問題があるのではないでしょうか。
会社の中でも若手の能力向上、コアコンピテンシーを持てなどと、若年層を中心に研修などの教
育を行っていますが、結果はご存知の通りです。親世代、会社だと部課長世代の生き様が子供、
社員の価値観に大きな悪影響を与えていることに気づく必要があると思います。
皆様は毎日勉強していますか?高度成長期は経済自体の拡大と共に努力しなくても会社は大き
くなり、賃金も上昇しました。これを成功体験と勘違いしてはいませんか?ろくに努力もせずに成功
しても、体験として定着はしていないのです。
この生き様を見習って次々に育つ子供の学力、部下の能力が向上する訳がないのです。かといっ
て手をこまねいていては何も解決はしません。
そこで、今回は、「対話重視型教育」を実践し、未来を担う子供たちのためにに塾を作った西口先
生にヒントをいただきます。
(1)子供の教育及び(2)自分自身の勉強方法について問題意識を持っている方にお集まりいただ
きたいと思います。 わたしは、21世紀の日本の未来は、対話と勉強によって作られると思っていま
す。ぜひ、この社外勉強会にご参加ください。
知的生産の技術研究会 副理事長 小石雄一
(D)FYです。
山根さん、ご無沙汰しています。
山根さんが色々思われている内容はとても意義あるテーマかと思います。
親父倶楽部で喧喧諤諤やりませんか!
実は、うちの息子は日能研で速読術を教わったそうで、兎に角読むのが早い。私なんか足元にも及
びません。
昨年ですか、ハーリーポッターの賢者の石でしたかね、上下2巻の厚いやつ、発売のその日に、家
で2巻とも読んでしまったようで、正直言って驚いていますφ(◎)(◎)≠ィどろいた
彼曰は、まず全体をさっと読んで、後から時間を掛けてじっくり楽しんで読むそうです。
読み出したら止まらないようで、試験前には、本を自分で隠してしまうとか・・・
日本語教育の話は、興味がある方も沢山おられるかと思います。
山根です。FYさん、ありがとうございます。
山崎のお父さんからもメールを頂きましたので、先ほど、返事をお送りしたところです。。
我が家では、さっそく、斎藤孝さんの「理想の国語教科書」を買ってきまして女房と私が交替で、息子
と一緒に読み始めてます。我々のほうが面白そうな内容になってます。いかにも、大人用の本、という
印象でして、本人は躊躇してました。
しかし、一緒に読む、というと逆にうれしいようです。
<実は、うちの息子は日能研で速読術を教わったそうで、兎に角読むのが早い。私なんか足元にも及
びません。
日能研の国語の問題は、生物、地学、といった分野からの出題で、内容も面白そうなものが多いよう
ですね。
女房にさっそく、報告しておきます。
それにしても、斎藤さんの本は、判り易くておもしろいです。
(E) まいど! お世話になります。 Kです。
ご無沙汰しています。
山根さんのお話は読んでいると非常に重たいテーマで、とてもすぐには反応でき
ず、見入っていました。理由がやっとわかりました。私は、最初に出会った先生が悪
く、国語嫌いで義務教育を終わってしまいました。人前で本が読めず、先生から問い
詰められる毎日で自閉症的な性格になってしまい(今からは想像もつかない!?)、
以来読書もだめになってしまいました。本を読み出したのは30歳過ぎてからです。
したがって、貴兄からのお問い合わせについては、私の子供も既に卒業してしまい
ましたので、お答えできずに申し訳ありません。強いて言えば、環境作りでしょう
か。親が本好きなら、ほっておいても子供は興味を持ち出すようです。
(F)FYです。
山根さんにこのテーマを聞いてから、連休ふらっと近所の本屋へ行きました。入り口の
所に 兵庫県朝来町の小学校の先生が書かれた本がシリーズで平積みしてましたので、
思わず一冊買ってしまいました。 陰山英男 『「読み・書き・計算」で学力再生』
私が鼾をかいて昼寝をしている間に息子がパラパラト見ていたらしく、彼の感想は、
「このことを小学校の時に教わっていたらと思った・・・」と、ポツリ一言。なかなか頷ける
1冊です。 またご紹介しますね。
(G)神戸 Yです。
親でも、まして親父でもありませんが、この話題参加してよろしいでしょうか?
英語が苦手と頼まれて教え始めた生徒が最初は発音も何も消極的で、わかっていなく
ても質問しないしわからないと言えなかったのですが、いいところは国語力があると言う
ことに気づいたのです。 それから、翻訳中心に文章の全体の意味を把握し日本語に変
える方法でレッスン始めたら、その訳が素晴らしいのです。
これはやはり国語力です。 国語の成績は結構良いのですが、英ー日への文章転換に
生まれる日本語が良い事を本人も誰も知らなかったみたいで、ずっと「自分は駄目」と考
えていたようです。 今、翻訳の課題を出すととても楽しそうにすらすら訳していきます。
山根さんご紹介の「読み・書き・計算」の本、小学生の生徒にプレゼントしようと思います。
山根です。 Yさん、御無沙汰しております。
<今、翻訳の課題を出すととても楽しそうにすらすら訳していきます。
素晴らしい話ですね。 伸ばしてあげてください。
国語が出来る子は必ず、英語も上達するそうです。
<山根さんご紹介の「読み・書き・計算」の本、小学生の<生徒にプレゼントしようと思います。
これは、FYさんの紹介です。(^_^;) 私も、噂では聞いてましたが、さっそく、買ってみます。
山根 親父です。
<陰山英男 『「読み・書き・計算」で学力再生』
なんと、知らない間に陰山学級「徹底反復 計算プリント」を女房が息子にやらせてました。
FYさんのメールを伝えてすぐに本屋サンで買ってきてやらせているそうです。 けっこう、息子も
がんばってやってます。ありがとうございました。
(H)神戸 Aです
我が家も一ヶ月ほど前にテレビで陰山氏の事を知り、ワークブックを購入し、
小4と小2の息子に試してもらっています。
小学校でも先生によっては取り入れているそうです。
(I)東京 Tです。
うちでは、徹底反復 漢字プリント 小学校全学年を買ってきました。
でも、あまり 面白くないようで、日曜日から、ゲームの攻略本から、範囲を決めて、
そこから、出題して、ミニテスト(10問)を時間制限(1分)でやってみたら、結構受け
て、できるまで、繰り返してみました。
どうも 一人でやるより、私が関わってやるほうが、楽しいようです。
(J)山根です。 報告、遅れてすいません。
Hさん、御無沙汰です。
<すっかり親父から老人?になってしまいました。最近は、ほとんど月-金のアフタ−5
の過し方が典型的なサラリ−マンになってしまっています。会社関係中心で閉塞感を感
じますが、当分はこのような状態から抜け出せそうにありません。また復活しますので、
その時まで・・・
私も、本日は、今、帰ったところです。 この2ヶ月、休みなしです。すいません。 相変わ
らず、シナリオ無しでのブッツケ本番でやります。本当は、今年の在職を掛けたコンテスト
中でして、来月以降に延期をお願いするつもりでした。 なんとかします。
私がお伝えしたいのは、親父の私自体が国語力がないという話です。Hさんも、
以前にお話頂いたように営業と国語力は密接です。
自分の気持ちを伝えるという技術?というものが現代は低下してます。
私の反省を含めて、子供の国語力というより我々自身の国語力、伝え方についての皆さん
の御意見をお聴きしたいです。
会話力、というものは実は、語り手の気持ちが作用しているという事実。人間にとって「会話」
というものの大切さ、も一緒に議論したいです。
よろしくお願いします。


<親父倶楽部例会にて>
■2 今の小学校での国語教育はどうなっているのか?
・全ての科目の前提として国語が必要ではないか?という素朴な考え
算数の問題の意味がわからない(3年生時)。ましてや理科、社会、道徳すべて
問題文が判らなければ話にならない。
・では、今の小学校で国語教育はどうなっているのか?
小学校3年の国語参観の出来事、自分が体験した事をどう表現するのか?と言う題材。
例えば、ある文章を掲げ、「あたたかい」とは、どうして解ったことなのか・・・との質問。
参加した保護者の皆さんは、「ホ〜ッ・・・」と声を上げて戸惑い。
子供達は、暫らく考えて、「手で触ったから!」と返答。
肌で感じたと言う事に、(五感で解った事に気付く)
我々が、子供の時には、与えられた文章(教科書)を深掘りし、「聞いて」「読んで」
「書いて」覚えて『訓練』を行った様だったが、今の授業は、感覚や感性を大切に
しているような気がした。
・授業参観、観て、聴いて、触って、匂って、言葉で表現する、という授業(3年の春頃)
もと小学校教諭の祖母と暮らす女の子の表現力に脱帽。しかし、うちの子を含め
て他の生徒は全くダメ。
実際のところは、かえって難しい事を教えているのではないか?という疑問。
・授業を見て、テスト出来るような内容には思えなかった。これは、『訓練』では無いと感じた。
陰山先生の授業は明らかに『訓練』ですね。100ます計算、漢字ドリル等、簡単な事を
出来るまで続ける。基礎力が出来るから、次のステップがわかる。
・家での問題集→問題自体の意味がわからない。植木算をうまく教えれない自分の
表現力の無さにも呆れる。
・「朗読」→家庭での宿題、これは聴くと結構おもしろい内容で感心するがなに
しろ教科書の量が少なすぎる気がする。
すべての教科の前提になっている、という意識が先生方にあるのか?
■3 学力の低下の原因は?
・学校の勉強にせよ、塾の勉強にせよ、詰め込み教育を行おうとしても、
「国語力」が無いから、問題も解らない。
・小学校の授業と塾の授業とのギャップは大きすぎないか?修正のしようがない
のではないか?
中学校の先生からの意見としては、中学校入学時で公立の場合は二極分化して
しまっており3年間でそのギャップを埋めるのは不可能とのこと。
・余談、ソニー生命では、1日怠けると取り戻すのに1週間かかる。 1週間怠
けると1ヶ月かかる。 1ヶ月怠けると 半年かかる。 1年、怠けると一生か
かる。という諺?があります。
斎藤メッソード と 陰山メッソード の紹介
斎藤メッソード(読解力をつける)
子どもの日本語力をきたえる 親子で読む『理想の国語教科書』
【本の内容】
日本語能力が低い子どもは、文章だけでなく、コミュニケーションにおいても理解力が低い。子どもがこの先、どれだけのハードルを乗り越えていくかは、日本語能力の高さによって決まるといっても過言ではない。今日から実践できる親子で楽しむトレーニング・メソッド。
【目次】
第1章 子どもの「ゴールデン・エイジ」を逃さない
第2章 力強い日本語を子どもにぶつける
第3章 「読み」トレーニングの実践
第4章 「書き」の基礎を教える
第5章 斎藤メソッド・実況中継
【本の内容】
まず、読みたい本に3色ボールペンで線を引こう。まあ大事なところに青の線、すごく大事なところに赤の線、おもしろいと感じたところに緑の線。たったこれだけであなたの日本語力は驚くほど向上する。
【目次】
線を引かない子どもたち
線を引くには勇気がいる
「読むこと=考えること」の技化
本は思考のバッティングマシーン
本は身銭を切って買うもの
三色方式は、国語の九九
要約力・コメント力を向上させる
曖昧な区別がミソ
緑はオープン
青でリードし赤で決める〔ほか〕
陰山メッソード(読み・書き・計算 基礎の訓練/勉強なれをさせる)
陰山先生の本「学力は家庭で伸びる」(小学館)
【本の内容】
リビングに図鑑を置こう、宿題は食卓でさせよう、机の上を親が片づけない…
子どもたちが本来持っている「力」を引き出すために、今すぐ親ができることとは?
小学生はもちろん、幼稚園でも早すぎることはない。
家庭の中で実践できる41のかげ山理論をわかりやすく提唱。
陰山英男先生のホームページ
(1959年生まれ 尾道市立土堂小学校の校長)
誌上ライブ 陰山英男先生講演会「学力づくりのこれまでとこれから」


斎藤孝/著 「理想の国語教科書(赤本)」 の紹介
| 本物の質の高い文章に出合わせる。 それによって人に伝える能力をつけられるのではないか? 斎藤孝さんの「理想の国語教科書」には、良い文章が沢山紹介されている。 一緒に読むことによって実は親も勉強できる! 内容は実に深い。 小学校4年生は、ゴールデンエイジ。この時期に、良い文章にめぐり合わせたい。 |
「理想の国語教科書(赤本)」、「理想の国語教科書」(青本)には、斎藤先生が独自に
セレクションした内外の文学作品が紹介されている。子供の勿論だか、大人が改めて
読んでみて、文学の素晴らしさや、表現力の妙に惹かれる。大人にも是非読んでもらい
たい本です。
斎藤孝(明治大学部文学部教授)
| 1960年、静岡生まれ。 東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。 現在、文化庁文化審議会国語分科会委員。 |
「理想の国語教科書(赤本)」の紹介作品より
編・広島テレビ放送『いしぶみ(碑)―広島二中一年生全滅の記録―』
和辻哲郎「土下座」
サン=テグジュペリ『人間の土地』
有島武郎『小さな者へ』
ショウペンハウエル『思索』
下村湖人『論語物語』伯牛疾病あり
(上記は、山根さんの特にお薦め作品です)
セルバンテス『ドン・キホーテ』
夏目漱石『坊っちゃん』
シェイクスピア『ハムレット』第一幕第五場
内田百〓『稲荷』
古今亭志ん生『火焔太鼓』
スタインベック『ハツカネズミと人間』
宮沢賢治『なめとこ山の熊』
ユーゴー『レ・ミゼラブル』
サン・テクジュベリ「人間の土地」
ドフトエフスキー「罪と罰」 〔ほか〕
リンク
斎藤孝のホームページ
参考
齋藤孝「声に出して読む理想の国語教科書」批判 (渡辺知明)
■6 陰山さんの方法 反復練習の大切さ、現役の塾の皆さんの意見
某神戸の塾の先生の意見
まず、簡単なものや単純計算を繰り返しさせて様子を見る。
次に、伸びそうになったら、集中して鍛える。
じかし、伸びそうになるのを待つのが重要な仕事と考えている。
学校の先生は、伸ばすように育てるのではなく、低い次元で画一的にこなしてしまう。
昔は、出来ない子を放っておかれた。
今は、放っては、おかないけれど、出来る子を伸ばさない。
だから、クラスの半分は、楽しいけれど、半分は退屈して授業を聞いていない。
底上げできるから、成功できる。しかし退屈した子は、塾へ行く。
学力が下がったレベルで学校の授業が行われている。
小学校の頃、嫌になるほど計算ドリル、漢字ドリルをやらされた世代としては
塾は不要でした。 楽をして学力は絶対 に伸びない。
余談。出来の良かった先生の授業はわかりづらい。
例えば、長嶋さんはピッチングコーチが務まらない?



子供は、このように、国語の勉強するすべがあるかと思うが、我々大人は、どうでしょうか?
国語力や表現力無くして、営業や折衝、あるいは教育が出来るでしょうか。
大人が、国語力を身につけるには、皆さんどのようにしていますか!?
・反対話法の訓練
・質問力―相手の心に入っていく掴み
・会話術・会話をする訓練、ロールプレーイング
・関西の営業は、理論的な攻めより、感情的な攻めの方が有利
・マニュアル通りでは、掴めないものがある
(例)保険の理論的な説明も大事だか、シャボン玉が飛んで
壊れるはかなさを訴えた方が、心の中に入っていける・・・
・相手の気持ちを掴んでいく為には、子供の頃から、色々な名文を
読んでおくべきではなかろうかとふと感じた。
・子供の頃、本を読まなかった。(TVやマンガばかりで過ごしていた)
結果、国語は嫌いだった。しかし、高校・大学と進みにつれコミュニケーションが
上手ではない、自分に気付き、本を読むことの大切さに気づいた事がある。
今思えば、国語の授業も古文・漢文などで、すっかり嫌になった。
でも、大学の時に先輩から、司馬遷の「史記」を勧められて本の楽しさに気付いた。
・国語力ってなんでしょうかね・・・
「人間力」でしょうか、
「お互いに伝えあう、感じ合える力」を培うこと・・
・チャンネルが無い相手や世代ギャップがある相手に入っていくには・・・
→まず、聞くことですね。相手に話をさせる。上手に聞き、引き出していく・・・
特に神戸の地震の後は、見知らぬ人同士の会話に違和感が無くなったと感じる。
・山根さんは、相手が話したいと思っていることを引き出し話をさせるのが上手と感じる。
相手が、話をしたくない話題に迫っても、相手は心を開かないはず。
しかも、相手が話をしたさそうな話題をきちんと勉強してあって、さりげなく、相手に
話をさせて、引き出すことが出来ていると感じる。
・でも、白紙で相手に入っていった方が、スムースに話が出来る。
・話が出来る為には、色々な話題を耕す訓練やバックグランドが必要と感じる
単に知識だけではない、裏付けがあるから、相手に伝わる。
・AさんとBさんが原稿に書いてある同じ内容を伝えた場合、
本当に知っているAさんと知らないBさんでは、伝わり方が違う。
・教育が出来るかどうかは、子供のレベルに落とせるかどうか決まる。
子供であれ大人であれ、相手に解るように伝えなければならない。
参考
反対話法の事例
ロールプレイニング
■第43回親父倶楽部を終えて
山根満唯郎
今回はいつものように最終の締めができませんでした。約1年ブリの迷司会として
皆さんのご意見をうまくお聞きできなかったことを最初にお詫びいたします。
19時前から始めまして19時半から本題に入り20時頃から自由討論に入ってい
ただくというシナリオでしたが21時で皆さん、言い足りない状況での幕切れとな
ってしまいました。
議論の中心を私達の国語力、表現力、質問力、人間力、といったところにもって行
く気持ちでしたが「今の教育行政への批判、分析といった本来、避けるべき議論に
入ってしまいました。 そういう方向の問題点は、櫻井よしこさんの「日本の危機
、解決の助走」(新潮文庫)第1章〜第4章、にお任せしたいところでした。 あ
くまで、今回は我々の国語力、表現力、質問力といった方向での議論を目指してお
りました。
お渡しした資料の中で、特に「いしぶみ (碑)広島2中1年生全滅の記録」だけ
は是非、一読してください。 伝わってくる命の文章には圧倒されます。どういう
兵器なのか、理解しないままで広島に投下したアメリカの正義とは何なのでしょう
か? 今回のテーマの一つ、日本の教育行政についてアメリカは何をしたのか?
今回のイラク戦争は何のための戦争だったのか?テロに対する闘いという理由で罪
のない人、子供を何人殺せば気が済むのでしょうか? アメリカこそ実は、テロの
国家ではないのか? 前田さんのご指摘、「アメリカに騙されてはいけない」とい
うメッセージに私も賛成です。
次回のテーマになりそうです。 今回のテーマは、まさに読書と関係した話題です
ので、また、ブックでも扱っていただければ、と思います。
以上