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親父倶楽部 第46回例会 記録

第46回「親父倶楽部」・第40回「北海道を考える会」 共同企画

テーマ・・「子供達を見つめる北の親父からの便り」
       −北親父杉内さんをお迎えして−

    

     報告者 西 博康

◆日 時:2003年10月18日(土)16:00-18:00
◆テーマ: 「子供達を見つめる北の親父からの便り」
       −北親父杉内さんをお迎えして−
◆ゲスト 杉内政光さん
◆参加者:河部誠、前田秀美、東秀一、後藤芳男、磯村興司、鈴木豪、西博康、中家祥裕
◆会 場 ・・・・大阪駅前第三ビル11階22号 
      株式会社ベルランド 貸し会議室 11階29号室

子供達を見つめる北の親父からの便り(杉内政光さん)

テーマの設定理由
 2002年、第29回親父倶楽部 及び 第24回北海道を考える会 で
ご紹介させていただきました、杉内正光さん。杉内さんは、本業のお
仕事の傍ら、スキーのインストラクターをされていまして、冬になりま
すと、本州からの修学旅行の高校生を指導しています。どんなにツッパ
テいる子供達も、或いは、引っ込み思案で過保護にされている子供も、
雪の前、大自然の前では、通用しません。そこから、子供達と、杉内さ
んとの熱い関係が始まります。
 そんな、杉内さんとは、インターネットを通じて知り合いました。「北海道
を考える会」そして「親父倶楽部」のサイトを見て頂き、メールを頂きまし
た。そこから、交流が始まりました。今年(2003年)9月には、河部氏が
札幌へ行かれた折に、杉内さんとお会いすることが出来、「是非大阪へ
行きたい!」との事で、このような、企画が実現致しました。
 「北の親父」と言われる、杉内さんのお話を是非、お聞きください。
                                  (西 博康)

スキーを通じて高校生と心を通わせる杉内さん

■1.北の親父!?

・本州からの修学旅行の高校生を相手に、スキーのインストラクターをしていますが、私には、子供は無く、正直言って、
 子供とどう接してよいのか、判りませんでした。
・ところが、私の事を『親父』とか、『北の親父』とか呼ぶようになり、「親父」って何をするものなのかな?と、インターネットで
 検索していたら、皆さんのサイトへたどり着きました。
・これまで、私は、4年間に、数十チーム(1チーム約10名)の子供達と接して来ました。スキーは、主に1泊2日ですが、
 その後、多くの子供達とメールや手紙をやり取りしています。そのような中で、何時しか、『親父』と言われる様になりました。
・ある、1通の手紙を紹介します。  

 大将ひさしぶりです!北海道はまだ雪がのこってるんですか?こっちはもう桜が満開です!もうあったかいですよ!まぁぼくは無事に進級できました☆大将の説教のおかげです!!今年は受験やから無意味に勉強しないで目標を見つけて意味のある勉強が出来たらいいなと思ってます!大将も山登り気をつけてください!(2003年4月3日)

・このような、メールをよく頂きます。私は、教育者とか、指導員では無く、単なる「スキー馬鹿」だと感じています。ですから、
 私が、これまで、自分が感じていたスキーの楽しさを感じてもらおうと思っています。子供達に、「お前ら、勘違いしないでくれ、
 これは、一生に一度の高校時代という中の、想い出の1ページに過ぎない。お前らの好きなように遊んでくれ!」これが、私の
 スキーレッスンなのです。
インストラクター方の中には、単なる「スキーレッスン」を行う方もいます
 ところが、そのチームの子供達は、笑顔が無いんですよ・・・
・初めてスキーを履く子供達に、たった2日間で、技術も型も関係無いと思う。大切な事は、彼らの貴重な青春の一時を、一著に
 なって、思いっきり、ガンガン遊んでやることだと、私は感じます。そして、彼らの話を聞いてあげる事だと感じます。
・そうすると、子供達の表情が変わってくるんですよ!そういう子供達に対し、私は、それぞれの子供達が、何かに気が付けば
 変わるだろうという分野で、手紙やメールを送ります

・スキーの最中、ゴンドラの中などで、進級・進学や卒業に関する事や将来に関する悩みをよく聞きます。
 スキーをやっている時には、こんなに良い表情をしているのに、「お前たち、何言ってんだ!。もっとしっかりしないか!」と話をする
・子供達からは、暫し、「何の為に勉強するのか」、「何の為に大学行くのか」、と言う質問があります。
 私は質問に対して!
 学校は、人生を楽しく遊ぶ為、少しでも自分に合った職場を探す為の修業の場だよ。
 努力なしで楽しい人生があるか?
 勉強もしないで自分に合った仕事が出来るか!素敵な恋が出来るか!
 学校に行くということは、これらを自分の物にする為の修業だよ。
 そして、遊ぶ時は爆発して楽しむのが人生でもある。
 長い人生でレジャーを楽しまないで何を楽しむんだ!
 その為の勉強でもあるし、大学でもある!と私は答えます。
 子供達はこの答えに対して、納得しているのかどうかはわかりませんが、
 2日間のスキーで、最初と違う目の輝きや笑顔が戻ってきたように元気になり、
 『親父』かならず又スキーに来るからな、その時はよろしく
、と言って帰ります。

・私はチームの生徒に手紙を書きます。
 人間は自分の意識の中で行動する動物であり、意識のないものからは何も生まれない。
 たった2日間でスキーが上手く滑れたのだから、やる気になれば何でも出来るはず、残りの高校生活を無駄にしないで、頑張れよ。
 人生に迷ったら又北海道に帰ってこい。
 
 九州や四国の生徒の中には2度と北海道に来る機会がないかもしれない、
 また、何かに気が付けばびっくりするくらい変わって行く生徒達には『青春の思い出』として、北海道の新巻鮭を送ることもあります。
 時には生徒のお父さんやお母さんから手紙が来ることがよくあります。
 『北海道のスキー修学旅行で、杉内さんのレッスンを受けて帰ってから,子供が変わったようです。
 前向きになって話もするようになり、休みがちな学校も行く様になりました。ありがとうございました。』と!

・SIAスキーインストラクターにとって2日間の生徒でも大切な教え子です。
 私達SIAスキーインストラクターは北国の環境を肌で感じてもらい、新鮮な北国の空気を味わってもらい、
 雪化粧の美しさを楽しみ、心の開放感を見つけ、生徒と一緒になってスキーを楽しみます。
 その中で善悪の判断を間違わないように成長して行くことをいつまでも願っているのです。


 

■2.スキーレッスンの状況

杉内流レッスンの始まり!
修学旅行スキーレッスンは一般のレッスンと違う部分があると思います。
始めて雪国に来た高校生の心をどのように捕らえるか!
始めてスキーを履く期待感と楽しさ、雪遊びの楽しさをどのように教えて行くか!
経験者にはより以上に楽しさ等を教えて行くのも私達SIAスキースクールの使命で
す。

チームの生徒を集めて最初に感じる事は、目に輝きがない、笑顔がない、
やる気がない、無駄話しが多い、修学旅行の楽しさはどこにあるのか?
何から何まで、集合、解散、整列では開放感がなく束縛感だらけの修学旅行!
私はそんな生徒を見て、きるだけ開放感を作って、楽しませてあげたい、と思う!
かならずスキーの楽しさに気が付くはず、笑顔が戻り、目に輝きを取り戻そう、
杉内流スキーレッスンの課題としてスタートします。


早くスキーを履いてみたい、滑りたい気持ちが伝わってきます。
私は全員を集めて、まず北海道の美味しい空気をたくさん吸ってもらいます。
どうだ!雪国の空気は美味いだろう!
マイナスイオンがたくさんあって、脳味噌を綺麗にしてくれるし、
ボケている脳が目覚めて頭が良くなるんだぞ!

と五回ほど深呼吸をしてもらいます。ウワ〜冷たいけれど美味い!
次に私は!
よし、気合を入れて全チームのNO1になるぞ! これは、スキーレッスンでもなく、
スキー学習でもない、大切なみんなの修学旅行だ、みんなで楽しく盛り上がるぞ!
 生徒から歓声の声が出る! 束縛感から開放感を感じているかのように!
よ〜し、スキーを履け! でもなかなか履けない!履けばすぐに転ぶ、
やっと全員がスキーを履くことが出来たら、ストップとブレーキを何回かこなす。
よし、ストップが出来たらリフトで上に行くぞ! ついて来い!
また!キャッキャーの連続です。
どうだ!全チームで上に来ているのは私達のチームだけだぞ! NO1だろう! 
見てみなさい!綺麗な雪化粧!ウワ〜すげぇ〜なぁ〜!
みんな!ダイヤモンドダストだぞ!えっ!なに!どこ!
太陽さんの方を見てみろ! きらきら光っているだろう!自然のエネルギーだよ!
雪になる瞬間が光っているんだ!これがダイヤモンドダストなんだよ!
なかなかこの時間に見ることが出来ないものなんだぞ!普段のおこないがいいと!
山もみんなを歓迎してくれているんだよ! やった〜、の声が上がる!
しかし、はじめての経験なので不安そうな顔が隠せないでいる
スキーは頭で考える事ではない、観察力だ!目で見て真似をする観察力で、
筋肉運動ができるのがスキーだぞ!
よく見ろ! しっかりハの字を作って、私について来い。
とたんに生徒の真中に爆弾が落ちたようにバタバタ倒れて行く、大笑いする者、
きゃっきゃ〜喜ぶもの!新雪に頭らか突っ込むもの、生徒同士でぶつかる者!
それでも楽しさがあふれんばかりに伝わってくる。

滑るというよりも、雪遊びです。彼らの顔には笑顔と楽しさがあふれています。
スキーは楽しさが何よりの上達方法だ、と私流に思う

午前中のレッスンが終り、一番乗りで昼食!午後の練習は自分たちで決めろ、
自分たちの修学旅行なんだから、私は全員がそろったらいつでも山頂にいくぞ!
1時間の昼休みだからと言って、決められた時間を過ごすよりも、自分たちで決める
自主性を私は見ている
。午前中の雪遊びが楽しかったようで、先生すぐ行きます
生徒の一人が、 みんなすぐ行こうや〜! 
すると食事が終りしだい全員が集合してきます。
よし!今回も私のペースになってきた、これなら練習次第で、全校生徒の前でチーム
によるデモンストレーションに挑戦できるかもしれない。
あとは練習あるのみ、出来るだけ楽しませてあげよう!

≪チームで、デモンストレーションに挑戦≫
2年前広島県福山高校の男子生徒がすばらしい事を教えてくれました。
『一皮むける勇気』ってこの様な事ではないか!みんな挑戦して見ようや!
と言ってくれたんです。
私はこの言葉に感動しました。私にすばらしい言葉と勇気を教えてくれました。
でも、チームの生徒は『恥ずかしいからイヤダ』『はじめてのスキーだからカッコ悪い』
『みんなの前で転んだらハジカク』

その通りかもしれない!だからみんなで『一皮むける勇気』に挑戦するんだよ。
こんな機会は長い人生でなかなかないぞ、高校生活の思いでの1ページをみんなで作ろう
雪国北海道に来た最高の思い出にしょう。

大丈夫、私がついているんだぞ!私は世界の山を滑ってきた男だぞ、私にまかせろ!
 みんなで頑張れば怖くない!
チームは少しづつデモンストレーションを意識してかグングン見違えるほど上達しています。
よし、上手いぞ、それでいい、なかなかやるじゃないか!上手いぞ!上手いぞ!
みんなの気持ちが一つになってきた、よし!これなら明日デモンストレーションに挑戦できる。
初日が終り!すごいぞ初日で十本も滑るチームなんかないぞ、私達のチームは約束どうりNO1だろう。
よし、明日は全員で『一皮むける勇気』に挑戦だ! 明日も気合を入れて行くぞ! 
今日温泉に入ったら、アキレス腱をよく『もみなさい』、自分を支えてくれる足は最も大切だから、
足をいたわり疲れをほぐしてあげる事。いいか! 明日もガンガン行くからな!


私は彼らの目を見て確認します、目に輝きとやる気が出てきている、笑顔もある、
よし、今回もすばらしい修学旅行にして上げられそうだ。
終了後インストラクターのミーティングで、私はデモンストレーションに挑戦すると立候補します。

2日目、いよいよデモンストレーションです。かなり緊張しているようですがインストラクターの
先生全員がチームを勇気づけてくれ、スタートです。
全校生徒も先生たちもインストラクターもびっくりするくらいのデモンストレーションに
大きな拍手が鳴り止まないほどでした。
私は心なしか、よかった大成功だ。『一皮むける勇気』が修学旅行で経験出来た!
これからの長い人生においてかならづすばらしい思い出になるに違いない。

別れの時、みんなと握手をします! この時、私の心に涙が浮かぶほどです。
生徒も礼儀正しく、先生ありがとうございました。最高の修学旅行でした。と言ってくれます。
今度北海道に遊びに来るときは、かわいい彼女をつれてこいよ。と言うと
『親父』必ず来るからな、それまで元気でがんばれや!と生徒に言われます。
彼らの目を見ると最初に出会った時の目と違い、目に輝きが戻っています。
このときほどうれしい事はないです。

少年少女の非行や事件が後を絶たない社会環境ですが、すべての子供達がそうではなく!
 彼らを正面から捕らえて向き合って行けば、かならず彼らは理解でき、
何かに気がつくことで、目に輝きと心に情熱を持つ事が出来ます。
『大人達が心から子供達に接して行く事で子供達の心を変られるのでは!』

スキーレッスンを4年間続けてきて私自身多くのことを生徒から学びました。




楽しさを知った時、子供達の表情が笑顔に変わります

■3.子供達からの便り

・子供達の中には、進級できない子や、浪人中の子が沢山います。そんな、彼らから、手紙をよく貰います。
 (人名・固有名詞は、省かせていただきます)
 
■メール紹介(1) K君より
1−1 杉内さん→K君

 

1−2 K君→杉内さん

 

1−3 杉内さん→K君

 

■メール紹介(2) 浪人中のK.H君より
2−1 K.H君→杉内さん

 

2−2 杉内さん→K.H君

 素晴らしいものの考え方と、ものを見る視点、かなり成長していますね。ビックリです。K.Hの頭の中にこれだけしっかりした考えのあるとは、驚きです。そして、凄く嬉しいです。有難う。男の条件は、自分がやる事に対して常に情熱と信念を持ち続けることが、男を磨いていくものです。情熱を持たない男に、誰が着いて行きますか。問題は、自分がやる事に対して、どのような可能性が秘めているかです。現在のK.Hの環境範囲において、年齢的な問題、DJと云う物が、35歳を過ぎても、現実に可能なのか、また、DJに将来的自己発展がどの程度あるのか。自分の人生の価値観をかける大きさは、どの程度なのか。男にとって、野望は最高の魅力であり、光り輝くもの。この意識は、自然と生きていく方向性を導いてくれるものです。K.Hは素晴らしい感性を持っていますので、今は、焦らず、行きたい様に情熱を燃やすことです。野望の無い人間は、錆ていき、発展も無いです。私は、常に、野望の塊のような生き方をしている積りです。K.Hの感性とカリスマを本格的に磨くのなら、「日本のDJ No.1!」を目指すくらいの野望があるのなら、アメリカのニューヨークに行くべきです。しかし、それでも、35歳までが限界のように思えます。(以下略)

2−3 H.K君→杉内さん

大将様へ
お手紙と石鹸、本当に有難うございます。手紙に書いてあった、多くのことに、心から共感させられました。そして、自分の考えに確信をもち、前向きになることが出来ました。最近気付いたのですが、ゆっくり時間を掛けると、自分の求めたものは、必ず手に入ると言うことです。(物理的なものは、まだ確実には解りませんが・・・)。今、僕は、大将との出会いに大きな意義を感じています。(中略)マイナス思考の人間とは一緒にいてはいけない、それは、その人といるだけで、自分も、マイナス思考の人間になるからだ、という話を聞いたことがありますか、それが良い例ですよね。これから先、一般社会に、そのニュアンスの意識を持つ人が増えて来ます。そして、それが、人々にとって、一般的な時代が必ず来ると思います。その時は、プラスエネルギーの強い人、物、食べ物が、求められるでしょう。つまり、情熱のある人、良い願いや気持ちをもって作られたものですね。この石鹸には、大将の情熱が篭っており、使用する人の幸せを願った大将の気持ちが篭っていますね。だから、この石鹸は、体に良いだけではなく、プラスエネルギーを貰える石鹸なのです。多くの人々の意識が、そこに達したとき、この石鹸は、多くの人に愛されるでしょう。(中略)僕も、大将の様に、理想を追い求める人になりたいと思います。活動する場所や、ジャンルは同じとは限りませんが、本当に、大将に負けないくらい努力していく積りです。取合えず、大学は、理学部に入り、社会心理学と人間行動を学びたいと思います。知識だけでなく、現場で学ぶ経験も大事にしていきたいと思います。それぞれが、必ず、自分にとって役に立つと言う確信があるのです。あと、DJとか、好きなことも頑張っていく積りです。そして、自分に十分自身が持てるようになったら、あなたに会いに行きたいと思います。これからも、よろしくお願いします。また連絡します。尊敬している大将へ。2003年9月30日

2−4 杉内さん→K.H君2−4 杉内さん→K.H君





  
杉内さんの手紙と子供達の手紙を交互に読みながら、杉内さんの子供達とのコミュニケーションを再現

■4.『杉内スキー塾ポリシー』

『杉内スキー塾ポリシー』
*人生は常に敗者復活制だよ、今日がダメなら明日があるさ!明日は全力で頑張れるさ! 

『T』
 高校生青春とは『善悪の判断』が適確に出来、信頼出来る友を築き、レジャースポーツでいい汗を流し、
 勉強する時は集中力を、遊ぶ時は爆発するくらい楽しむ事が高校生青春、ではないかと私は思います。 

『U』
 長い人生の中には多くの困難や不満があるものですが、最後まであきらめることなく頑張る事は、
 かならず成功への道しるべになるものです。

『V』
 人間は意識のある方向に自然に向かって行くものです、しかし意識のないものからは、何も生まれません。
 多くの夢を持ちつづけることは、心に明るい希望と楽しさを生み出すものです。
                    
                                                    『杉内スキー塾』より

人間動物はそれぞれの環境の中で成長し生きて行くのです。
しかし、最近は毎日のように中学生や高校生の非行や事件があり、大切な命を落とす人がいます、
それは悪い環境の渦の中に巻き込まれ自分を見失ない、
知らず知らずの内に事件を起こし、家族や友達にさびしい思いをさせてしまいます。
これからは自分を取り巻く環境を大切に『善悪の判断』を間違わないように、
立派な社会人に成長する事を願っています。

みなさんは日本NO1の高校生です。
札幌国際スキー場SIAスキーインストラクター全員が信じています。
これからも高校生青春を無駄にしないで、いつも明るい笑顔を忘れず高校生活を楽しみ、
自分の人生を大切に『夢』と『情熱』を持ちつづけてください。

・ 人生はバカンスがあるから今を頑張る事が出来るんです。
・ 楽しく生きて行く為に、今を頑張るれのです。
・ バカンスを楽しむ事が出来る人は、苦労を乗り越える事が出来る人です。
・ バカンスを楽しむ事が出来る人は、明るい家庭を育てることが出来る人です。
                 
高校生活も大学生活も長い人生の修業の場です。
そして、人生は明るく楽しく生きて行かなければ何の為の人生か自分を見失う結果になりますので、
苦しくても、つらくても、涙を流しても耐えて行くことは成功の未知なる世界へと道しるべになって行くものですので、
楽しかった修学旅行のスキーを忘れずに頑張ってください。
                    
SIAスキーインストラクターとして、
スキーやレジャースポーツの中からも多くのことを学び、育てることが出来ると思います。
教科書で『楽しさ』や『道徳心』を学ぶものではなく、行動的活動から『挨拶や礼儀』『道徳心』が身につき、
『楽しさ』」に気がつき心に明るさと笑顔が戻ってくるものです。
最近の子供達は『ありがとうございました、と言う礼儀』や『おはようございます、と言う挨拶』、
『他者に迷惑をかけない、と言う道徳心』等が失いつつあるように感じます、
そして自己中の子供達が多い社会になりつつあるようにも感じます。
しかし、スキーを楽しんだり、レジャーを楽しむ心が多くのことを教え、
心を育てて行くことが出来るのではないかと、私はSIAスキーインストラクターをしながら、
子供達と共に多くのことを学びます。
たった2日間のスキーでも子供達に笑顔が戻ってきます、この時ほどうれしい事はないです。

                                SIAスキーインストラクター
                                北の親父  M,Sugiuchi

■5.親父討論

■自分と他人を認めて受け入れる事
Aさん  :この内容の手紙が、高校生・浪人生の内容ですか。本当に、しっかりしていますね。
杉内さん:今の手紙で、奴隷制度の例えは、世の中、自分ひとりで生きているのではなく、色々な人と、「妥協」をしながら生きていかなけ
      ればならないとの例えで、使いました。私自身、この表現が、正しいかどうかは、判らないですけど。全てを、自分の為だけでは
      生きては、いけない。生活の為、仕事の為、或いは人の為にしなければならないことが、世の中沢山あるのではないか、
      という事を伝えたかった。
Bさん  :環境・地域・家庭・友人などと言った、自分以外のものを「受け入れていく」という意味ですよね。
Aさん  :そういう、他を受け入れていく、「スポンジのような能力」を育てないと、人は、切れてしまいますよね。
Bさん  :「妥協」という伝え方だと、「妥協」→「我慢」→「ストレスの蓄積」→「爆発」という構図を潜んでいるように感じます。
      「認め合う」という事を上手に伝えたいものですね。
Aさん  :今の若い子には、「妥協」という言葉には、反発を示すかもしれませんし、核家族で育ち、子供同士大勢で遊ぶことも無くなり、
      環境適応力とか対人関係能力とかの教育訓練をあまり受けていませんよね。スポンジのよう柔軟性を育むのは難しいですよね。
杉内さん:私は、本来、教育者でもないし、子供達に何処までどう接していいのか・・・と感じることもあります。
Cさん  :親が物事を決め付けると子供は「切れる」のではないでしょうか。


      


■大学の意義とは、塾とは
杉内さん:以前、私と同世代の友人と、次の人生をどう生きようかと、話をしようとしたところ、
      「おい、杉、それどころじゃないんだ。長男が30歳になる子がいる、その子が、大学8年掛かって卒業出来ずに引き篭もり
       んだよ、それだけじゃなくて、次男坊が26歳になって大学5年掛かって卒業できずに、同じく引き篭もりなんだ。それで、
       定年後は、その子らを、何とか社会復帰させるのが自分の仕事だと思っている。」
      それを聞いて、「ちょっと待てよ、そんな状態で、あと5年間も子供達をその状態にしておくのか!?ちょっと違うんじゃないのか!
      今すぐ、会社を辞めてでも子供たちと向き合って、何かをしなければならない問題じゃないのか!社長をやっている身なら、
      どうにでもなるのではないのか。」と思わず話をした。すると、
      「うちの子供は、自慢じゃないが、小学校・中学校・高校と成績は、クラスでトップクラスだった。塾も行かせたし、大学も受かって
      くれた。これで、もう安心だと思った。」
       この子達は、子供の時分、十分遊んだ訳でもなく、スポーツをやった訳でもない。大学に入った瞬間に、目標を失ってしまい
      何をしたら良いのかが判らなくなってしまった。こんな事例があります。みなさん、どう思いますか?
Dさん  :私の場合は、子供をほったらかしだったので、何でも勝手にやってましたね。運転免許を取りに行くときも、私に相談なんか
      有りません。むしろ、女房の言うことは良く聞くようで、どちらかというと、子供達には、舐められています。祖母は、お前の
      教育は成っていないとよく罵られます。(笑)
杉内さん:舐めなれながらも、子供達がそれぞれ自立されているのは、やはり、なにか親父の力が有るのではないのでしょうか。
Aさん  :庇う訳では有りませんが、Dさんの場合は、「包容力」だと思いますよ。肝っ玉の小さい親父は、それを許しませんから。
      だから、怒る。Dさんは、子供を受け入れているんですよ。
Eさん  :子供が中2になって、そろそろ、塾を意識してだして、妻が塾へ通わせました。大型のマスプロ塾ではなく少人数の塾です。
      本人も、その気になってきたようです。
Cさん  :高2の子がいますが、塾は特に行きませんでしたね、今は、テニスに夢中で。
杉内さん:一芸は身を助けるといいますが、私は、ゴルフやスキーが好きでした。北海道リゾート開発盛ん成りし頃、ゴルフやスキーを
      通じて多くの人と係わり、それが今のビジネスに繋がっています。自慢じゃないですけど、コンペに参加するたびに、ベスグロ・
      優勝を繰り返していたら、色々な方に憶えて頂きました。子供達の自主性を高めることは、重要なことだと感じます。
Eさん  :中学・高校時代には、親が子供に与える目標として、「大学入試」(良い大学に入れること)を与えてしまっている部分がある
      ように思える。ところが、大学に入ってしまうと、次の目標が無い場合が多いようです。親も「良い大学に入れ」とは言うけれど、
      「どんな学部に入って、どんな勉強をしなさい」とは、なかなか言わないですね

      「良い生活をさせたい」とは、思っても、「じゃあ、どうさせよう」という部分が無いですね。
Aさん  :うちの子の場合も、大学へ行けとは、言いませんでしたが、本人は、周囲の状況からか、大学へ行きました。で、受かった後、
      「お前は、これから将来どうするのだ?」と、尋ねると、サラリーマンとも、公務員とも、学校の先生とも本人は判らないですね。
杉内さん:でも、工学部とか、経済学部とか、選んで入っているのではないのですか。
Aさん  :人生の目標として選んでいるわけではないのですよ。
Bさん  :多くの場合は、消去法ですね。理系・文系として選ぶのではなく、非文系・非理系で選択するするのです。
      「これが、好きでこれを勉強したい!」という意志で選択するのではなく、どちらかというと、現状の成績がマシな方を選ぶのです。
      大学も、○○学の▲▲学部で▲▲を勉強したいというのではなく、現状の点数で、入れそうな大学の入れそうな学部を選ぶ訳
      です。だから、大学には、何らかのブランドを求めても、こんなことを学びたいという意識は、中々生まれない。
むしろ、(受験)勉強
      からの開放しか願っていないのではないでしょうか。
Aさん  :私も、子供には、22過ぎたら養わないよ。自分で働いて喰いなさい、とは、言っています。じっと、見守っていますが・・・。
Bさん  :そういう意味では、私は、大学受験までに将来憧れる事が出来るもののヒントを沢山紹介して、植え付けていければと思って
       います。そうしないと、「大学に入ったけれど・・・」と、ポカンとした青春を送るようになってしまうと思います。
Aさん  :私も、息子が、この状態から、やはり、サラリーマンに成るといったら、一言けじめをつけたいと思う。


  


杉内さん:皆さんは、塾を勧めますか?どう考えますか?
Dさん  :昔の先生は、出来の悪い子を残して、熱心に教えてくれたと、記憶しています。しかし、最近は、そんな熱心な先生は少ない
       のではないのでしょうか。今の、先生は、生徒の舐められいるともいます。しかし、親も悪いと思います先生が、生徒を叩い
       て叱る事があれば、大騒ぎになる
。しかし、私は、自分の子供が悪いのなら、先生にガーンと、どつかれて、目を真っ赤にし
       て帰って来ても、何も言わないでしょう。子供に、お前が悪いから叱られるのだ、と言います。先生が、何も出来ず、生徒と
       先生が対等に話をしているのは、おかしいと感じる
。先生を目上と思って接している子供は、少ないと思う。教育の現場その
       ものが、おかしな状態だから、塾へ行かざるを得ないと感じる。
Aさん  :塾に関しては、親として、「行くな」とは、言わなかったが、「行け」とも言わなかった。子供たちは2人とも、自分の意志で
      行きましたね。でも、今になって言われましたね、「あの時、もっと、強く「行け」と言って欲しかった。」と。先ほどの消去法
      では無いですが、志望校へ行けなくて、親は、スパルタも良いから、無理矢理でも勉強させて欲しかったと、子供が言って
      おりました

Eさん  :中高一貫で、都市部では、中学受験する子が増えてきていますね。
Bさん  :私も、杉内さんと同じ、札幌で育ちましたので、今現在の札幌は知りませんが、多分、北海道と首都圏とでは、塾や教育現場
      の状況が必ずしも同じではないかと思われます。私は、塾の是々非々の論議と言うよりは、「良い先生」との出会いを求めて
     いる
のではないだろうかと感じます。子供が、小学3年の時、引越しをして、転校になりました。やはり、その時、「いじめ」に
      あったり、授業が授業になっていない状態でした。先生が児童の心を掴んでおらず、子供達は、授業を聞いていない。
      うちの子供は、学校へ行っても、授業時間中も、何も未知なる事を学ぶことが出来ず、子供の方から、塾へ行きたいと言い出
      しました。
       塾へ行くと、@話を聞きたいと思って来ている子供達が集まっている。A子供に解らせる事を、プロビジネスと取り組んでいる方
      が、熱心に教えてくれる
。子供は、恐らく、未知なる物を知りたがる喜びや本能、或いは、好奇心があるのでしょうが、学校ではなく、
      此処に来て、それが得られる事を知ると、学校よりも楽しい場所になっていくのだと思いますね。そう考えると、学校と塾の是々非々
      の問題ではなく、子供達に好奇心を与えさせる「人(先生)」の問題ではないのかなと感じます
。得てして、公立学校の先生は、
      子供に対して責任を負わない立場ではないのでしょうか。熱心な教育を行わなくても、子供達は、トコロテンの様に入れ代わり、
      教育の成果がどうであれ、先生がくびになることは、まず無いでしょう。しかし、塾の場合は、子供の反応は、消費者の反応であり、
      塾経営の根幹に影響を及ぼす。当然の事ながら、塾の先生は、プロビジネスとして、必至にやりますよね、そこに、子供達は、感じ
      るものがあるのではないでしょうか。しかし、私は、学校を否定する積りもありません。5年生になって、クラ替えがあり、担任の先生
      も変わりました。その先生は、本当に熱心な先生でした。同じ子供を相手にしても、子供は、先生の話を熱心に聞いています。クラス
      のまとまりや団結も出来、学校が、楽しい所と感じていたようです。そういう意味において、塾と学校の是非の問題ではなく、「師」と
      の出会いと感じます。ただ、公立の学校でよく言われる言葉ですが、「教室で人気のある先生は、職員室では人気が無い」即ち、
      熱心な先生は、他の先生から潰されるようですからね、そんな問題は内在していますね。
      親の想いとすれば、「良い人」と巡り合わせたい、ということでしょうかね
Fさん  :杉内さんが、冒頭で話した、子供達に鮭を送ると、他のインストラクターから批判的な言葉を頂戴する、というのと似ていますね。
      杉内さんが、添えた手紙で、子供達が、こんなにも変わっていっているんですからね。素晴らしいですよね。
      鮭の是非に捕らわれずに、子供達の気持ちを大切にされればよいと感じますね。
Bさん  :インストラクターの方も、レッスンのマーケッティングを間違っているのでしょうね。
      雪国の子のレッスンであれば、技術論を前面に押し出したメニューでも、子供達は、一段階でも上に上がろうとするかも知れませんが、
      初めてスキーを履く子相手に、技術論じゃあ、笑顔が消えますね。杉内さんのように、遊ばせてやり、そして大いに学ばせる事は、
      出来そうでなかなか出来ないことではないでしょうか。
Aさん  :他の先生方も、安全の事を気を使うのでしょうが、初心者は、怪我しないですからね。
Bさん  :初めての子でも、小さい子でも、ボーゲンの形さえ教えれば、大丈夫ですよね。私も、初日から、直ぐ上に連れてく。最初の1回は、
      大騒ぎですけど、一度降りてくると自身を付けて、みんなどんどん言っちゃいますよね。それが、多分、人間の本能ですよね。


  


■子供達が求めているものとは・・・

Bさん  :今日の、杉内さんの話を聞きながら、どうして、子供達から手紙やメールが来るのかと考えた場合に、子供達に、真剣に熱く
      ぶつかってくれる大人達がいないんだろうなと、感じた。杉内さんの手紙には、熱い熱い想いを感じることが出来るが、
      子供達は、そんな大人を何人知っているのだろうかと感じた

      先生は、そんな存在なのか?親には、問いかけできるのか?親は、熱く語ってくれるのか?廻りの大人達は、どうなの?でも、
      北の親父は、こんな事を言ってくれるのではないのか!との想いが子供達にはあるのではないのか、と感じました。
       子供達は、自分の将来に対する道標をどう掴んでいっているのか、と考えた場合、本を読んでいる子供達は、本の中から、色々な
      事を掴んでいるかも知れない。しかし、本を読む習慣も無くなりつつある中で、子供達の気持ちを掴んでくれる人の存在という物が、
      無くなって来ているのではないでしょうか。
Aさん  :問い掛けてくれるという事は、自分を認めてくれている事ですよねあれ駄目、これ駄目とだけ言われて、積極的な言葉を言う
      大人がいない中で、親よりも真剣に心配をしてくれている存在に感じる所があるのではないでしょうかね

Bさん  :うちの子が、この位の年になったら、誰に対して、自分の想いをぶつけるのだろうか・・・。私に対してぶつけてくれるのか・・・と、
      ふっと思った。
Eさん  :やっぱり、誰が、本当に自分のことを心配してくれているのかな、との事なのかもしれませんね。本来は、親であり、友達でり、
      先生なんでしょうが、そういう人達に裏切られて、子供達は、ぐれたり、悪い方向へ行ったりするのではないでしょうか。子供達は、
      自分を信用して、心配してくれる人が居ると言う事を認識することは、大切なことでしょうね。私は、上手に出来ていなかったかもし      
      れませんけど・・・。しかし、最後は、やはり、「信頼」でしょうね。


  


■杉内さんの夢
杉内さん:私の大きな目標の終着駅としては、引き篭もりや不登校といった子供達の為の学校を北海道の大地の中に作りたい
      と考えています。
       子供の学力が低下していると、テレビで、ガンガン言っていけど、馬鹿言うんじゃないよ!お前らが、そんな環境を作っている
      んじゃないのか!と感じます。コンクリートジャングルの中で、ゲームを始め、様々な物が、大人のビジネスの為に作られ、蝕ん
      ばんでいるのだろう!と。コンビニに行って見ろ、置いてある雑誌は、全てSEXであり、小学生でも、手が届くだろう!と。「携帯」
      「携帯」と宣伝していて、「携帯」によって援助交際や出会い系サイト、様々な物を作っているだろう!と。決して、全てを否定する
      積りは無いが、何を子供達に訴えているのか!と。そういう世界ではなく、夢のあるロマンのある、大自然の中に、本当の楽しさ
      を感じ、馬に乗り、スキーをし、礼儀を覚え、物事を考えていく。引き篭もりや不登校の子供を引き受ける学校がありますが、学校
      生活が嫌で、国語だの算数だのが嫌で、学校へ行かない子供を、そんな学校へ連れて行っても、どうかと思う。そんなもの、社会
      に出れば、もまれてもまれて、否が応でも憶える。私が描く、引き篭りや不登校の子供を育てるカリキュラムは、英語・パソコン・
      登山・乗馬・スキーそして、遊びを教える。その中には、礼儀や道徳、自然を愛する心、そんなことを深く学ぶことができる。そして
      また、英語教育は、これまで以上に、更に重要な位置図けとなるでしょう。街中でつっぱていた子も、引き篭もりの子も、大自然の
      中では、みんな変わるんです!まだまだ、子供達の教育は、間に合う。まだまだ、間に合う。そんなことが、私の夢ですね。

Gさん  :私、まだ子供がいないんですが、今の時代に、子供を作ること、子供を育てること、ちっと自信が無いですね。今日聞いた様な、
      生徒さんと杉内さんとの様な会話は、実の親子では、気恥ずかしくて、出来ないようない気がする。実の親には、言えない部分が
      有るような気がする。実の親子でも中々出来ないことを、実際に出来ている杉内さんのお話は、本当に、素晴らしいと感じました。
Hさん  :昔は、親がやっている事が、今は、親が出来ていない。我が家も実際そうです。しかし、実際出来ないことをやってくださっている
      今日のお話には、学ぶものがたくさんありました。
                                                       ・・・ありがとうございました


  




■第46回親父倶楽部を終えて   
                                 西 博康

 本日は、親父倶楽部は、「北海道を考える会」と共同企画で、北海道から杉内さんをお招きしまして、スキーのインストラクターを通して、
高校生・大学生と接してきた北の親父のお話をお伺い致しました。お話の中から、沢山の発見がありました。
一方は、思春期の子供達の色々な姿です。強がりを見せていても、やはり、将来が不安で寂しい、やはり、何処かに心の拠り所を求めている
姿があります。しかし彼らの、内側には、希望や理想を追い求めている魂があります。
もう一方では、子供達を商売の対象に蝕む社会と、事なかれ主義的な大人達が取り巻き、ビジョンの無い、進学の為の勉強のみを押し付け
ている現実があります。
子供達は、色々な矛盾に満ちた大人達の現実の社会を、どう斟酌して、生きているのでしょうか?青春の迷いや、正義感、或いは、自己の
現実と向かい合った時に、本音で自分達に語りかけてくれる大人が廻りにいないことに、失望し続けていたのかもしれません。そんな時に、
熱いハートを持った北の親父、杉内政光さんに出会った子供達は、失望しかけていた人生や大人の社会に対して、生きていく勇気を得ての
かも知れません。親に言えなかった事、先生や友人には相談できなかったことを親身になって答えてくれる杉内親父に本来の自分を取り戻
すことが出来たのかも知れません。
杉内さんは、このような活動に対し、「楽しいです。現役の高校生と、現役の親父とが会話をする事が出来、また、卒業旅行で、北海道に来
てくれる。それも、一人や二人ではなく、しかも親を連れて来てくれる。本当に楽しいですね。私と接しながら、何かを見つけてくれれば、進学
してくれれば、こんな面白いことは無いですよ。人が、育って変わっていく姿を見ることが出来る事が、本当に楽しい。」と目を輝かせて答えて
下さいます。
大人達が、もっともっと、一皮も二皮も剥けて、本気で子供達と接しなければ、体裁だけの言葉だけで取り繕っていては、子供達は、どんどん
遠ざかって行くものだろうと感じました。杉内さんは、現在、ニセコに自然と共に共生し、得られる楽しさの中から「教える」ことと「育てる」ことの
バランスのある教育方針を実行していく、高校卒業者の為の学園建設プロジェクトを計画中だそうです。杉内さんからは、我々も、ものすごいエ
ネルギーを頂きました。場所を変え、懇親会を行いましたが、話が尽きることが無かったのは、言うまでもありません。本当に有難うございました。


杉内政光さんの学園建設プロジェクトのHP
Globalization College Project

                          






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親父倶楽部 「第46回例会記録」
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